二度生きるランカー ネタバレ59話！生命の火花を完成させた豪！そこで見た物に涙を流します。

漫画「二度生きるランカー」は原作Sadoyeon先生、漫画NongNong先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「二度生きるランカー」59話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました。

 

邪鬼と共に『ベヒモス』を壊滅させた豪。

そして、明確な意思表示をするようになったブー。

豪の敵には、「破滅を」と呟きました。

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二度生きるランカー59話のネタバレ込みあらすじ

濃い霧の中、肩で息をしながら恐怖の表情を浮かべる者たち。

「まさか…、3人しか残っていないのか…？」と、頭を抱えます。

 

すると、聞こえてくる音。

何かが近づいてきていると確信した3人は、音の先を見ながら身構えます。

 

そして、霧の中から現れた豪。

手には、血の付いたナイフを持っていました。

 

そんな豪の姿を見て、息を飲む3人。

 

「生き残りたい者は？」と、豪は問いました。

そして、「チャンスは、1人だけ」と続けたのです。

 

その言葉に、顔を見合わせる3人でした。

 

 

鈍い音が聞こえる中、頭を抱え、耳を塞ぐように蹲る1人の男性。

バーで最初に、マスターから「『独占者』を追え」と言われた赤髪の男性です。

 

そのすぐ横では、容赦なく武器を振るい、プレイヤーを仕留めていく豪の姿。

赤髪の男性は、恐怖で身を震わせながら、豪の行動が終わるのを待つしかありません。

 

そして、全てのプレイヤーを仕留め終えた豪は、「何でもするんだな？」と赤髪の男性に問います。

 

その問いに、やっとの思いで顔を上げた赤髪の男性は、「もちろん…！命だけは…」と土下座をしました。

しかし、「どうでもいい」と一言で流した豪。

 

そして、「俺の居場所を教えた者に、『二度目はない。次は、本当に潰す』と伝えろ」と言いました。

 

思っていたことと違ったのか、拍子抜けしたように「それだけ…？」と確認する赤髪の男性。

「もっと要るのか？」と豪の返答に、すぐさま「いえ…！必ず、警告します！」と言い、走り去っていきました。

 

その男性を見送った豪は、すぐにノールに追うように命令します。

赤髪の男性を追ったノールは、『情報を流した者を見つけ出し、核心部までたどり着けば、行動を始める』と、豪は考えていました。

 

そして、やっと終わった襲撃に対し、「時間を無駄にした」と感じる豪。

すぐに、残りの材料を集めに向かいました。

 

 

豪が情報と材料を手に入れたバー。

 

そこには、カウンターでグラスを拭くマスターの姿がありました。

知らせが何も入らないことに疑問を感じている様子のマスター。

 

 

数時間前、バーラックに居るクラン達に情報を流していたのです。

 

現在、レッドドラゴンと青花島の戦闘準備で、様々なクランが集まっているバーラック。

『独占者』に関する情報が高値で取引されていました。

 

そして、各クランで『独占者狩り』のためのグループまで作られていたのです。

この『独占者狩り』は、情報源であるスターライトバーにとって、重要な取引だったのです。

 

 

もし、狩りに失敗していたら？

その場合でも、『独占者』の強さを測るチャンスであり、この情報も高値で取引されるのは間違いありません。

 

そんなことを考えていたマスターの元へ、勢いよく扉を開け入ってきた赤髪の男性。

男性の表情を見て、「失敗か」と判断するマスター。

 

文句を言おうと近づく男性の行動に対し、マスターが合図を出すと、数名のボディガードが現れました。

明らかな体格差に狼狽える赤髪の男性。

 

すると突然、自分たちに降りる影に気づいたボディーガード達。

不思議に思い見上げると、赤髪の男性を追ってきたノールの姿がありました！

 

突然のことに、全員が動けません。

 

そして、ノールが発生させている赤い光。

「なんだ？徐々に大きくなってる？」と、冷静に状況を見ていました。

 

次の瞬間！

 

ノールが発生させた赤い光は、パアァァッと強い光を放った後、爆発を起こしました！

 

爆発音にザワザワとする、都市バーラック。

現場には、看板の1つですら、跡形もなくなっていました。

 

 

フェニックスの巣。

ピーピーと鳴く子どもをあやしているフェニックスの元に、豪が戻ってきました。

 

「思った以上に遅かったな」と声をかけるフェニックスに、「面倒事に巻き込まれて…」と返す豪。

 

「何かあったようだが、材料は全て揃っているようだな」と、フェニックスは確認します。

それに対し、「より多くの物を手に入れられた」と返す豪に、「良かったな」と笑うフェニックス。

 

そして、『生命の火花』を作る作業が始まりました。

豪の持ってきた材料を見て、「質の良い物だけを厳選してあり、お前の周到さがよく分かる」と話しながらフェニックスは作業を進めていきます。

 

出来上がった『生命の火花(上級)』

キラキラと輝いていました。

 

同時に、ヒドゥンクエストもクリアしました。

そのポップアップメッセージよりも、『生命の火花』に目を奪われている豪。

 

 

駿が100点を取ったこと。

それに対し、「今回は俺が勝つ！」と話す豪。

そして、負けたことが悔しくてゲームの電源を切り、喧嘩をする2人。

 

そんな温かい昔の思い出が、記憶の底から浮かび上がってきました。

 

懐中時計を手に、「豪」と笑顔で呼ぶ、大人になった駿。

豪の思い出には、いつも駿が居たのです。

 

 

涙がこぼれる豪。

自分でも気づいて居なかったようで、落ちていく雫に驚いた表情を見せます。

 

フェニックスに背を向け、「恥ずかしいところを見せてすみません」と言う豪。

「冷徹なお前が、実は心の温かい人間だと分かった」と言うフェニックス。

 

そして、「人生の中で、耐えがたい苦難に生きる力をくれるのは、昔の思い出だ」と続けました。

背を向けながら、仮面を抑える豪。

 

そんな豪に、フェニックスは、「お前が見た物は分からないが、その思い出がお前を支え、生きる糧になるのだろう。大事にな」と優しく話します。

その言葉に、感謝を述べる豪でした。

二度生きるランカー59話の感想と次回60話の展開を考察予想！

前半と後半の違いがすごいです。

 

フェニックスも話していた「血の通っていないように見える豪」は前半部分。

そして、「温かい心の持ち主である豪」は後半部分。

 

すごく綺麗に描き分けされていると思いました。

 

 

前半部分の豪は、いつも通りと言いますか…、本当に残忍だなと思います。

 

相手を仕留めることに対して躊躇がないし、「もう一度同じことがあったら」とか言いながら、今回で終わらせてしまうし…。(しかも、跡形もなく)

「豪さん流石です」とか思いながら、いつものテンションで読んでいました。

 

 

でも、後半部分。

『生命の火花』が完成して、甦った思い出。

 

思い出の中の豪は、普通の少年でした。

弟に負けない！と言ってみたり、兄弟喧嘩をしたり…。

 

そして大人になってからも、駿と居る豪には、本当に温かさを感じました。

この思い出や本質的な部分が、ヘノーヴァや一角兄妹と共に居た時に現れていたのかな、と。

 

フェニックスの言った通り、この思い出は大事にしてほしいですね。

 

 

そして、黒魔術師感が強くなり、冷酷さも増してきた豪に与えられた幻獣の卵。

「え？大丈夫…？」とか思っていたのですが、今回で「大丈夫！！」と確信しました！

 

きっと、豪の『温かい心』を食べて成長した幻獣が産まれてきますね。

まとめ

今回は漫画『二度生きるランカー』59話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

自身の情報を流した者を、跡形もなく排除した豪。

 

そして、『生命の火花』も完成させました。

そこで見た『生きる糧となる思い出』

 

記憶の底から蘇ってきた『温かい思い出』を持った豪は、今後どのような動きを見せるのか？

そして、11階の試練である幻獣の孵化は終わるのか？

次話も楽しみですね！

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