ミュエラの捜査官 ネタバレ63話！今度はアルゴ・ローエンがキュバインハウスに!?イアンとケイトの関係を心配してる?

ジェイドが話題に出した事件とは、外傷のない遺体を検死したら心臓だけが無かったという奇妙なものでした。

ケイトもその話を聞いて、さすがに気分が悪くなります。

イアンの元へまたお客がやってきました。

ケイトは初めて会うのですが、ローエン伯爵…イアンの兄のアルゴです。

使用人がケイトと少年の2人だけと知って、焦り顔を見せました。

ミュエラの捜査官63話のネタバレ込みあらすじ

ジェイドは、声を潜めて何の痕跡もない遺体が…と言い出します。

だから検死に回したら!と芝居がかった言い回しをするジェイトに、イアンは興味がなさそうに本を手に取りました。

ジェイドにも塩対応のイアン

興を削がれたジェイドが「聞けよ」と言うと、本に目を落としながら「聞いてる」と答えるイアン。

ジェイドがムキになって聞けよ!と声を荒げても本から目を離さず聞いてると答えるばかり。

ケイトは唯一の友達にも塩対応だと呆れます。

大きな声にジェーンがびっくりしているので、ああ見えて2人は仲良しだとフォローするケイト。

するとジェーンが、イアンがテーブルのお菓子を平らげていたので、ご主人様はお菓子が好きなんですねと言い出します。

見ると確かにお皿はからっぽ。

イアンは出したものは全部食べるから好き嫌いに気づきませんでした。

ケイトがお皿にお菓子を持って応接室に入っていくと、ジェイドがケイトにイアンがまったく話を聞かないと愚痴を言い出します。

何の話ですかとケイトが聞くと、妙な遺体が発見されたとさっきのように芝居がかった様子で話し出すジェイド。

でも、女性にする話じゃないと気づき話を止めました。

心臓のない遺体?

ケイトが遺体を見たことはあるから大丈夫だと言ったので、ジェイドが話を続けます。

その若い女性の遺体を検死した結果、驚くことに心臓がないことが判明したというのでした。

無傷なのに心臓がなかったという衝撃で、ケイトは気分が悪くなってその場を走り出てしまいます。

イアンは少し興味を持ったようですが、ジェイドになんでそんな話をしたんだと訊ねました。

ジェイドは、巷ではこの事件の話で持ちきりだから教えてやろうと思っただけだと苛立った様子で言い放ちます。

イアンはじーっとジェイドを見つめて、お前はまるでお茶会をしている女みたいだと言うのでした。

アルゴ・ローエンの来訪

別の日、またイアンにお客が訪れます。

金髪の爽やかな若い男性は、イアンはいるかな?と笑顔を見せました。

どこかで見たような気がすると思ったケイト。

どちらさまかと訊ねました。

するとイアンの兄のアルゴ・ローエンだと名乗ります。

アルゴは伯爵夫人とよく似ているのでした。

中へ案内すると、ジェイドと同じように階段がないことに気づき、どうしたのかと訊ねられます。

消えたい!と思うケイト…。

イアンが壊したなんて言っても信じないだろうと思いながら、古くなって…と言うと、アルゴは「ふーん、そうなんだ」とあっさり納得します。

さすがイアンの兄だけあって、このくらいじゃ動じないのだと妙に感心しました。

ケイトの名前を聞くと、アルゴは他に使用人はいないのかと訊ねてきます。

もうひとりジェーンという使用人がいると聞いて、アルゴはほっとしました。

男主人の寝室にメイドが出入りしているという噂が立つとよくないからです。

それにこのメイドはイアンが屋敷から連れて出たということを知っていました。

アルゴは上着とグローブを受け取る使用人はいないのかと、一瞬キョロキョロしますが…。

イアンらしいと苦笑いを見せます。

イアンがやってくると、アルゴは兄らしい言葉をかけました。

事情は伯爵夫人から聞いているようで、ちゃんと暮らせているようで何よりだと言います。

横で聞いていたケイトは、これでちゃんとした暮らしと言えるのか若干不満気。

助けてあげられなかったことを詫びるアルゴにイアンはいつまでも母と兄に頼っていられないと思ってしたから気にしないで欲しいと言いました。

僕に出来ることならなんでもするとアルゴが言うので、最近よくそのセリフを聞くな、と感じるイアン…。

アルゴは少し言い難そうに、伯爵夫人はイアンがケイトに思いを寄せていると思っていると言い出します。

イアンは、自分がメイドにそういう感情を持つことはないことを知っているでしょうと応えました。

アルゴが何か言おうとした時、ジェーンがお茶を持って入ってきましたが…。

まさかこの小さな少年がもうひとりの使用人…?とぎょっとしました。

その夜、町ではまた一人若い女が何者かに付け狙われ…。