まじめだけど、したいんです！ネタバレ63話｜宮田の気持ちに気付いた佳織は・・・

まじめだけど、したいんです！【63話】ネタバレあらすじ

放課後、学校から駅までの道を歩きながら、佳織は落ち込んでいました。
宮田を傷つけてしまったことを。

いつも何を考えているのか分からない宮田。
避けたりしても気にも止めず、軽い調子で接してくると思っていたのに・・・。

真剣な眼差しで緊張した手で触れてくる、その雰囲気を佳織は知っていました。

そう、周藤が佳織に向けてくる、それと同じものでした。

駅のホームに着くと、周藤が友だち二人と一緒にいました。

佳織に気が付くと、頬を赤らめる周藤。

友だちが改めて、佳織と周藤は付き合っているんだよねと確認してきました。
周藤はさらに顔を赤らめて、本当に付き合っていると言います。

佳織は友だちに途中まで一緒に帰ってもいいかと聞きました。
どきまぎしながら、もちろんと頷く友だち。

ちょうど電車が来て、みんなは一緒に電車に乗り込みました。

ちょっと斜めになりながら、不安定な感じで電車に乗っている佳織。

友だちが気付いて周藤に言いますが、周藤は佳織にバランスいいねと言うだけです。
しっかり支えてあげて欲しい友達は、周藤の気遣いのない行動にイライラしたり、あぜんとしたり、心配したりしてしまいます。

ガタンと大きく電車が揺れて、佳織が倒れそうになりました。
そこにスッと周藤の手が出てきたと思うと、佳織がその手をしっかりと掴みました。

それを見た友だちは息ぴったりと軽くショックを受けます。
うらやましい気持ちから周藤をいじる友だち。

周藤が友だちと一緒にいる様子を初めて見た佳織は、そんな周藤の様子を嬉しそうに見つめるのでした。

照れる周藤は話を変えようと、佳織に普段より帰りが遅いことを聞きました。

宮田に捕まって帰りが遅くなったことが頭をよぎります。
そのことを周藤にはを知られたくない佳織。

普段通りを装って特に何もなかったと告げました。

そこでちょうど良く佳織が降りる駅に着きました。
佳織は周藤と友だちに手を振ると電車を降りました。

佳織がいなくなった車内で友だちが、宮田も佳織のことが好きなんだろと周藤に話します。
二人のラブラブっぷりを見た友だちは、宮田が割り込む隙はなさそうだと言いました。

でも、宮田が本気で佳織のことを好きだということを知っている周藤。

宮田は策も何もなく、本気で佳織に迫ってくるんじゃないかと考え不安に思っていました。