皇帝エンディングでいきます ネタバレ96話【漫画】皇帝の技術者となり優れた発明をするリノ！その様子に皇帝の腹心マルコは何を思うのか？

「皇帝エンディングでいきます」96話のネタバレ込みあらすじ

一緒に捕まってしまったエイトの命を守るために、エドワードの敵である皇帝の技術者となることを決めたリノは、王宮へと足を踏み入れました。

そんなリノを待っていたのは、皇帝の命令によってリノを風呂にいれるよう言われ待ち構えていた侍女たちでした。

皇帝に女性であることを知られるわけにはいかないリノは、柱に抱きつき頑なに手伝いを断りますが、侍女たちも皇帝の命令を破るわけにはいきません。

無理矢理に引きはがされそうになり焦っているリノの元に、皇帝の腹心・マルコがやってきました。

マルコはリノがかつて伝染病にかかったと告げ、病に強い体質である自分が手伝うため皇帝には内密にしてほしいと言って侍女たちを下がらせます。

リノがマルコの態度に戸惑いながら声をかけると、マルコは同じ女性としての配慮だと言い、リノが女性だと皇帝が知った日には地獄が待っているだろうとリノを睨みつけました。

リノは王宮が騒ぎになっていないことから、マルコがうまくエイトを隠してくれたのだと考え、もしかすると彼女は自分たちを助けてくれているのかもしれないと思うようになります。

しかしマルコは自分の職務をすると言い、抵抗するリノを風呂に連れていくのでした。

皇帝は技術者リノに何を望むのか？

マルコに強制的に洗われたリノは、正装で皇帝との話し合いに臨みます。

皇帝はリノに、リノの技術で自分を満足させればディハス騎士団へ平和に城門を開くと言います。

しかし、そんな口約束を信じるリノではありません。皇帝が広場で罪を許すことを宣言したのは、あくまでリノ個人に対してです。

皇帝の言葉を信じないリノに対して、それならと皇帝は信じられない量の金貨を見せます。

お金であれば信じられるだろうと言う皇帝に対して、リノは固く握手を交わしました。

そしてリノは、最高の材料や人材を集めれば自分が真の文明を帝国に築きあげると言い放ち、カインに呆れられるのでした。

エイトが助かるカギはマルコ？！

そうして皇帝の技術者となったリノが一番に作り上げたのが温水トイレでした。

その便利さに王宮の技術者たちはこぞってリノを褒めたたえ、歓迎しました。

その様子を見ていたマルコは、リノの技術力が本物であることを改めて確認します。

リノの優秀さを語るカインに呆れつつも、マルコはリノがエドワードと対等に働いていた場面も見ており、リノが本当に優秀な技術者であることを認めるのでした。

その夜、囚われているエイトの元を訪れたリノは、勝手についてきて勝手に捕まったエイトに対して説教を始めます。

二人の様子を監視していたマルコは、リノとエイトの仲がいいやりとりをみて、マルコとディハス家をつないだのがリノであることに気が付きます。

そしてリノも、考え込む様子のマルコにエイトを保護してくれたお礼を言いつつも、マルコが自分やエイトのなにかしらに気が付いているのだということを察しました。

リノが作り上げたマルコというキャラクターの大まかな設定は、酒が好きであることと、皇帝に愛憎を抱いているということだったのです。

そこでリノはエイトにこっそりとあることを耳打ちしました。それは、生き残りたければマルコに近づけということでした。