公爵夫人の50のお茶レシピ ネタバレ71話｜アルフォンスと久しぶりのデート、そこでクロエが見たものは？

アルフォンスのデートプランで問題発生？

アルフォンスがクロエを愛していると宣言したことで、社交界ではクロエへの注目度がますます高まることになりました。

しかし当のクロエとアルフォンスの関係には実はほとんど変化がありませんでした。

もっと変化があるかと思ったというクロエのために、アルフォンスはデートプランを考えたのですが…

公爵夫人の50のお茶レシピ71話のネタバレ込みあらすじ

アルフォンスの宣言を聞いた人々の反応

お互いの気持ちを確かめたあと、体を重ねたアルフォンスとクロエ。

すっかり夜は更けて、そろそろパーティーは終わったかしらとクロエは窓の外を見ながら考えています。

クロエたちはキエルとロックウッド夫人にパーティーの進行をまかせて抜けてきたのでした。

するとクロエが目を覚ましたことに気づいたアルフォンスが背中からクロエを抱きしめ、キスをします。

アルフォンスったら、とたしなめたクロエに、夫が妻を愛しいと思ってはいけませんかとアルフォンス。

さっきまで契約違反をして怒ってないか、などと言っていた人とは思えない堂々とした態度です。

クロエの考えを見透かすように、君を愛してもいいと許可を得ましたから、というアルフォンスの言葉にクロエは照れてしまいました。

違う世界から来てアルフォンスの妻になり、彼と愛し合っていることがクロエにはまだ夢のように感じられます。

しかしいまはこれが現実。

前世の記憶も少しずつ薄れていくように感じます。

27歳のOL、日向楓とはそろそろお別れのときが来たようだ、と考えながらクロエは眠ってしまいました。

一方、アルフォンスの宣言で社交界は大騒ぎ。

階級や年齢が高く、保守的な貴族の大半が衝撃を受けましたが、若い貴族層は宣言そのものよりも、むしろアルフォンスが愛しているという相手があの長いこと冷遇されてきたクロエであることに驚いています。

パーティーの数日後、クロエはロネフェルト夫人から最近はどこへ行ってもクロエの話題でもちきりだと聞かされました。

公爵様は案外ロマンチックなんですね！と言われたクロエは真っ赤になります。

慌てて話題を変えようとするクロエに、ロネフェルト夫人はからかいがいがあるわと微笑みました。

そして以前にも提案した、クロエのティーレッスンの話をもう一度クロエに持ちかけます。

4人くらいの小規模で開催したいという話にクロエは心を動かされました。

クロエのためにデートプランを考えてくれたアルフォンス

アルフォンスが屋敷に戻ってきました。

出迎えたクロエに、少し時間をもらえませんかというアルフォンス。

クロエとアルフォンスが同じ気持ちであることを知った日から、実は驚くほど二人の関係には変化がありませんでした。

お互いを愛し合っていることがわかったら、何かが大きく変わるかと思ったのに何も変わりませんね、とある日クロエはアルフォンスに言います。

それを聞いたアルフォンスはクロエに対して配慮が足りなかったかもしれないと反省し、デートを計画してくれたのです。

夕方少し早い時間に馬車で出かけた二人。

向かった先はあるドレスショップです。

実はクロエのためにオーダーメイドの服を仕立ててあげたかったというアルフォンス。

愛する女性にオーダーメイドの服を贈るなんて、アルフォンスには意外とロマンチックな面があるのね、とクロエは心の中で思いました。

ドレスショップも食事も予約済みだからというアルフォンスのエスコートで向かったのは、メイベリーデザインショップ。

聞いたことのないデザイナーだけど、アルフォンスが用意してくれたのだから…と考えるクロエですが、扉を開けて驚くことになるのでした。