悪女を殺して ネタバレ50話｜ピッコマ漫画｜ヘレナの前でエリスを敵視した者の末路

パーティ―の準備で慌ただしかったのが、ようやく落ちつくかといったタイミングで、エリスへの嫌がらせが発生。

タルトの中に砂が入っていたのです。

皇后に協力するようになってから、嫌がらせの類いは受けなくなっていたエリスですが、皇宮でエリスを快く思わない人物といえば…。

悪女を殺して50話のネタバレ込みあらすじ

意地悪は因縁の相手の仕業？

エリスは、タルトを運んできた侍女を呼びつけます。

彼女の顔に、エリスは見覚えがありました。

彼女は、エリスが宮殿に赴いた際、ヘレナが転んでしまったのはエリスが悪いとして、皇太子のアレクトを呼び寄せた人物だったのです。

結果として、彼女の証言を鵜呑みにしたアレクトに、エリスは頬をぶたれました。

侍女を冷たく見下ろすエリスを、何があったのかと不思議そうに見つめるヘレナ。

次の瞬間。

エリスは侍女を平手打ちしました。

室内に大きな音と侍女の叫び声が響きます。

しかし、室内に待機している他の侍女たちは、どうすることも出来ず固まったままです。

突然のことにヘレナもオロオロとしているなか、エリスだけが平然としていました。

侍女の許されざる罪

エリスは侍女にまだ話は終わっていないと立つように命令。

侯爵令嬢の自分を、侍女が侮辱するなど、どんな理由があっても許されることではないと主張します。

そして、侍女からは、ヘレナへの信頼ではなく、大きな後ろ盾があることによる慢心が感じられると話しました。

彼女はヘレナを押し上げるフリをしながら、アレクトという虎の威を借りて、憂さ晴らしをしているに過ぎないのです。

エリスがアレクトにぶたれるのを見て、いい気味だと笑っていたに違いありません。

侍女に立場を分からせようと、もう一度手を振り上げるエリス。

すると、ヘレナが止めに入ります。

暴力を見過ごせない訳

エリスは、将来的に皇后となるヘレナには、人の上に立つ者としての威厳を示すためにどのように対処すべきか知る必要があると言い、自分が手本を見せるとして仕切り直そうとしますが…。

今度は、ヘレナが侍女を背にしてエリスの前に立ちはだかりました。

ヘレナは、侍女が本当に自分を思ってやったことではないと理解した上で、暴力を正当化することはできないというのです。

ヘレナの中には、自分の目の前でアレクトに叩かれたエリスをどうすることもできなかったことへの後悔もありました。

暴力以外の解決策を取りたいと、ある提案をします。

それは、侍女とタルトの中に実際に砂を混入させた共犯者をともに追い出すというものでした。

侍女が泣き叫ぶのを見て、胸がスッとするエリス。

仕返しをしないと気が済まない自分に対して、純粋で“いい子ちゃん”のヘレナにうんざりとします。

しかし、ヘレナには今回の侍女のような人ではなく、本当にヘレナを思う支持者を持つべきだと示唆するのでした。

エリスのためにもご用意しました

ヘレナのドレスを発注したマダムから、ミジェリアン侯爵家あてにエリス用のドレスが届けられました。

エリスのための特別なドレスだというメッセージが添えられています。

さっそく箱を開けてみると…。