ネタバレ9話｜悪女はマリオネットあらすじ＆感想｜漫画｜火傷を知ったレイジェフは怒り狂うもカエナの制止に子供のような顔を見せて・・・？！

漫画「悪女はマリオネット」は原作Manggle先生、漫画hanirim先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「悪女はマリオネット」9話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました！

 

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今回の見どころはレイジェフのカエナへの態度の変化です。

カエナの火傷を聞いたレイジェフは血の気を変えてリディアの元へ向かいます。

 

カエナが関係するもの全てに喜怒哀楽が顕著に表れるほどに、カエナに対する信頼度が上がっているという事なのでしょうか？

子供のように直情的に動くレイジェフに対してカエナは優しく接するのです。

 

緩急つくレイジェフの表情もまた変化していると読者も感じ取れてしまいます。

さぁ、怒るレイジェフが思い出したこととは？！

悪女はマリオネット9話のネタバレ込みあらすじ

届いた姉の優しい味

リディアはすぐさま床に手をついて頭を下げ謝罪します。

カエナを心配するベラは何て事を！火傷を負わせるなど死刑に値する重罪だと責めたてようとしました。

 

下がって、とカエナはベラを落ち着かせると言います。

私の不注意で驚かせてしまって・・・冷ます必要があると言わなかった私も悪かったと笑顔で謝るのです。

 

医務官も処置が早かったのでひどくはないが、薬はこまめに塗るようカエナに伝えました。

お礼を言うカエナはリディアに顔を上げるよう言います。

 

しかし上げる事なくリディアは再度謝罪を言いかけるも、カエナは間違いは誰でも犯すものと言ってまだ若いのだからと場を和ませました。

 

ベラだけはリディアは殿下と同い年だと怒りと悲しみを心で叫ぶのです。

それからカエナは一同を解散させベラだけが残りました。

 

ため息をつくベラはなぜリディアをすぐに許したのか、彼女は反省しないのだから罰を与えるべきだと意見します。

ベラは分かってるんでしょ？私に考えがある事を。

 

私を見てきたのならすぐに分かると思うけど・・・。

そう言って笑うカエナの言葉にベラは黙り考えたのです。

 

どういう事？私の考えを見抜いてたの？何か策がある事は思っていたけど・・・と解決しない疑問が次々と浮かび、震える手で服をギュッと握りしめました。

 

カエナはレイジェフにパイを届けてくれとベラに指示します。

これも何かのテストという事なのか？と思うベラは頭を下げて従うのでした。

 

レイジェフの元に盛り付けられたアップルパイが届きます。

お姉様が作った？

 

と驚くレイジェフは疑いの眼差しでパイをまじまじと見つめました。

形も綺麗でおいしそうな匂い・・・そう思うレイジェフは本当にカエナが作ったのか再度聞きます。

 

自信満々で見ていたと答えるベラ。

少し見つめた後、レイジェフはパイを食べ始めたのです。

 

味見を頼むべきだと驚く従者。

しかしレイジェフは笑みを零してさっぱりしていておいしいと言います。

 

独特な香りはりんごの他に何を入れているのか聞くと、シナモンなどのスパイスが入っていると答えが返ってきました。

気に入ったとレイジェフは言うのです。

レイジェフを作った言葉

機嫌よくティーカップを持つレイジェフ。

お姉様にこんな才能もあったのか？こんなに気分がほぐれるとは驚きだと思います。

 

カエナと一緒に食べたい、できれば呼びたいと言うもベラが言いづらそうに答えました。

実はキッチンで事故があり・・・という言葉を聞いた瞬間にレイジェフは反応します。

 

先ほどとは変わって目の色が変わるレイジェフは事故？と聞き返しました。

 

すぐさまレイジェフは侍女リディアの元へ向かい、勢いよく部屋の扉を開きます。

跪く侍女たちは急にどうしたのか、まさかあの火傷の事で？とひそひそと話しました。

 

リディアはこちらに来た用件を伺います。

しかし全く話を聞いていないレイジェフは侍女たちのいる部屋を見渡しました。

 

インテリアから飲み物、カエナと同じ香水と判断すると一介の侍女では到底手が届かないものを使っているのか・・・と僕ならこんな贅沢はさせないと思うのです。

 

近くのテーブルに腰を下ろすと話し始めます。

生きていれば過ちを犯すが大抵は許されるべきだと。

 

話の意図がわからないリディアはどういう意味か聞こうとしましたが、レイジェフに遮られます。

身の程を弁えないというのは最も重い罪だとギロリとリディアたちを睨みつけたのです。

 

レイジェフの脳裏に皇帝の言葉が思い出されました。

お前には家族はいない、自由も望むものも全ては皇子だから手に入るのだと。

 

生まれた時からただ生きるために・・・。

 

お前のような私生児はいつでも追い出せることを忘れるな。

皇帝になり健やかに生きたいか？

 

皇子として認めてもらおうともがいた日々・・・。

 

ならば身の程を弁える事だと皇帝は冷たく言い放ち、憎しみのような眼差しでレイジェフを見ます。

忘れた日にはお前の存在は世界から消される・・・と。

 

身の程を弁えるという言葉は皇帝がレイジェフに言い聞かせていた事だったのです。

そしてリディアの悲鳴と共に絶叫にも近い謝罪の言葉が部屋に響きました。

思い出すあの日の思い出

リディアの悲鳴も無視してレイジェフはグッと彼女の肩を掴みます。

まるで悪魔を見るような目でリディアに言いました。

 

侍女に火傷を負わされた皇女は初めて聞くが、お前の住む世界ではよくあるのか？

 

ガタガタと震えるリディアは許しを請う言葉を繰り返します。

火傷の事は皇女殿下も許してくださったと小さく言いかけるも、レイジェフは笑い飛ばしました。

 

お姉様が大目に見てくれるからって調子に乗っているのかと。

腕を切り落とされて初めて自身の過ちに気づくのだろう！どの辺りまで斬るか？どこまで斬れば自身の身の程が分かる？

 

リディアを壁に叩きつけるレイジェフ。

その様子に従者はまた血を見るのか・・・と頭を抱えました。

 

するとそこへ金の髪が通ります。

レイジェフ。

 

もうおやめなさいとカエナがレイジェフの腕を止めました。

リディアを憎む目をしていたレイジェフはカエナを見ると毒気が抜けたように、子供のような表情に戻るのです。

 

カエナはにっこりと笑って心配してくれてありがとうと言ってレイジェフの頬に手を添えます。

まだ怒りがあるレイジェフは皇族の体に傷を負わせるのは重罪だとカエナに言いました。

 

侍女の分際でお姉様に怪我を・・・。

 

レイジェフの言葉にただの事故だと言うカエナはすぐに治る傷だと伝えます。

そしてふふっと笑って手を差し伸べて、温かいお茶でも一緒にどうかと聞きました。

 

少し照れた様子で怖かったですか？とカエナの手を取るレイジェフはおずおずと言います。

まさか。と笑うカエナに幼い頃を思い出すレイジェフ。

 

私はあなたの事少しも怖くないわ

 

2人で手を繋いで宮殿を歩き回ったあの頃の事を思い浮かべるのはなぜなのか・・・。

そうレイジェフは不思議に思うのでした。

悪女はマリオネット9話の感想と次回10話の展開を考察予想！

カエナからの優しさ・人のぬくもりはここまでレイジェフを変えるのですね。

本当に驚きました。

 

そして本来の可愛らしい弟の姿なのではと感じますね。

直情的な彼の根はとても純粋なのではとも思いました。

 

一番の驚きはまさかの皇帝の言葉です。

幼い頃から冷たく言われ続ければ今のようなレイジェフになるのも、悔しいですが納得してしまいます。

 

さらには私生児という衝撃の事実・・・つまりはカエナも・・・？

この言葉の意味が明らかにされるときはくるのでしょうか？！

 

レイジェフが思い出した幼い頃の思い出に姉との新たな絆が生まれる予感がしますね！

次回も待ち遠しいです。

まとめ

今回は漫画『悪女はマリオネット』9話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

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