ネタバレ6話｜悪女はマリオネットあらすじ＆感想｜漫画｜侍女ベラとリディアの対立を知るカエナは悲しい顔で祈るのでした。

漫画「悪女はマリオネット」は原作Manggle先生、漫画hanirim先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「悪女はマリオネット」6話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました！

 

≫≫前話「悪女はマリオネット」5話はこちら

 

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読者にも分りやすいほどに正反対な思考を持った2人。

 

さらにカエナはラファエロとオリビア嬢の進展の計画をひそかに進めるのです。

悪女はマリオネット6話のネタバレ込みあらすじ

ラファエロの決意と侍女リディア

カエナと母親が出してきた候補者の名前が合致している事に戸惑うラファエロ。

内心で、カエナが前もって母親と話したはずはない・・・どういう事なのだと考えます。

 

母親が言っている事は正論、独り身のまま一族の長でいられない。

それでも・・・とラファエロは考え続けます。

 

誰かと愛を語り合い、互いを思いやり触れ合う・・・そんな事ができるはずがないと。

 

改めて母親に伝えました。

何度も申し上げたはず、結婚する気はありませんとラファエロは言います。

 

何を言っているのと母親は食い下がるのです。

婚姻は個人の意思では決められない、一族の命運がかかっているの！と。

 

ラファエロはティーカップをギュッと握ります。

どうしてこんなタイミングで縁談の話題を出してきたのか、どういうつもりで自身に情報をながしたのか・・・。

 

もう一度カエナに会う必要があるとラファエロは決心しました。

 

後日の事、宮殿のとある部屋で楽し気に笑う女性たちの声が聞こえてきます。

並ぶティーセットの前で、今回初めて取り寄せたクッキーよ、珍しい茶葉も買ってきたのという声。

 

今まで高くて手が出せなかったのに最近は色々食べられて嬉しいと話す声も聞こえました。

 

ふと誰かがそれにしてもと、と言います。

あんなに人が変わるなんてどんな毒だったのかしら！

 

その言葉を引き金に次々と嬉々とした声が上がるのです。

楽になったわ！失敗しても怒られないし、それどころか笑って許してくれるからもう怯える必要もない！

 

それに賛同するようにひと際大きな声で少女は言います。

ほんと！毒に感謝すべきよ！

 

口元を押さえても漏れてくる笑い声。

言っちゃ悪いけどいい気味だわ！と続けました。

 

するとその少女を呼ぶ声がします。

リディア・ベンゼマン！油を売っていないで皇女殿下の寝室の掃除がまだだろうとベラが叱るのです。

 

侍女がそんなんでどうするの？！と言うベラの姿をちらりと見るリディア。

頬杖をついてリディアは呆れたように言葉を返しました。

 

殿下からも何も言われないのにどうしてあなたに叱られるの？何様のつもりなのかと。

知らないレイジェフの素性

手について埃をふっと息を吹いて飛ばすリディアは、ここではへこへこしてるように見えても自身だって外に出れば周りから可愛がってもらえるベンゼマン家のお嬢様なの！と言います。

 

そしてテーブルに手をついて、厳密には私たちはレイジェフ殿下に雇われてるのよ？と立ち上がり、後ろの取り巻きの前で自信満々にリディア続けました。

 

さらには周りはベラは最近変わったと言います。

カエナ殿下が優しいからと言って何か勘違いをしているのでは？と。

 

くすくすと笑いながら、皇族は私たちの家の力を必要としている！いざとなればレイジェフ殿下が守ってくれるわ！そういう者もいれば・・・。

 

カエナ殿下を牽制するのも仕事の内だと言われたじゃない？と笑う者もいます。

皇子殿下に認めてもらえればそれでいいのでは？と次々にベラに言葉を投げました。

 

散々言う事を言えば、ベラとすれ違いざまに偉ぶっちゃってと言い残して部屋を後にしたのです。

背中で扉が閉まる音を聞いたベラは強く拳を握りしめます。

 

なんて馬鹿な侍女たち！そう思うベラでした。

 

城の回廊に走る音を響かせるベラは、何も知らないあの子たちと同じ仕事を任されているなんて・・・！と悔しそうに思う反面で、自身だけでもしっかりしなければと奮い立たせます。

いくら変わってしまったといえ、失敗は許されない仕事なのだと。思うのです。

 

ここに集まった侍女たちは皆レイジェフの正妻の座を狙っていました。

帝国のたった1人の王子。

 

穏やかで優しそうな顔に甘美な声、多少乱暴な性格でも補って余りあるものをレイジェフは持っていたのです。

そんなレイジェフの残酷さや冷徹さを自身の愛で解かす事ができると大きな勘違いを彼女たちは抱いていました。

 

身の程を知らないとはこの事・・・。

 

走り続けるベラは思います。

誰でも構わないから、ただ私という存在を認めてほしいだけだと・・・。

 

その頃、カエナは自室で本を置きながら考えていました。

ベラの性格ならリディアや他の侍女たちを放ってはおかない。と、本を置いてある侍女に話しかけます。

 

あなたは賢い、強い方を見極められるその目はこれから役に立つはずだとカエナは呼ぶのです。

アニーと。そう呼ばれた彼女は恐れ入りますと頭を下げました。

 

アニーはリディアが殿下の寝室を片付けるなと言われた事をカエナに報告したのです。

 

はいどうぞとアニーにジャラッと鳴る小さな袋をあなたの勇気と決断力へのお礼と言って渡します。

素直にお礼を言って受け取るアニー。

 

カエナはリディアの事を考えます。

傲慢でプライドの高いわがままなリディア。

 

小説でも彼女は生意気な上にレイジェフに自身の全てを報告していたと思い返しました。

しかし必死にレイジェフの愛を求めたが結局は彼に処刑されたのだと。

 

そして目を伏せると小さく祈ります。

今回はそうなりませんように・・・。

 

一刻も早く地獄から抜け出した方があなたのためよ、愚かなリディア・・・私のように閉じ込められてしまう前に・・・と窓を見上げるカエナは心の中で忠告するのです。

動き始めるカエナ

小説ではオリビアとラファエロの縁談が持ち上がるところから始まる・・・今回もラファエロ側で結婚の話が出たので2人が会うのも時間の問題だろう。

 

そう考えるカエナは今やるべき事のために動き出しました。

今やるべき事、それはオリビアを自身の味方につける事。

 

フッと笑うカエナは筆を持ちます。

 

グレイス子爵家はキッドレー公爵家の家臣をつとめる一族。

しかしキッドレー家と牽制し合う仲のレイジェフの命令に従い宮殿に入ってくれば、キッドレー家はグレイス家を白い目で見る可能性がある。

 

2人を仲違いさせるわけにはいかない、そう考えるカエナは紙にある事を書き始めました。

少なくともレイジェフではなく、皇帝の命令で宮殿に呼ぶべきだとカエナは考えます。

 

皇帝の命令であれば誰も逆らえない事はキッドレー公爵家もわかるはずと。

 

書き終えたカエナはアニーにお使いだと頼みました。

返事をするアニーに、ローランス通りのマルレットサロンにこの手紙を持って行ってと言います。

 

読んでほしい人がいるのと。

 

するとそこへ慌ただしい足音が近づき部屋のドアが開きました。

失礼を謝罪する侍女は急ぎの要件だと伝えます。

 

レイジェフ皇子殿下がひどく腹を立て、暴れているようなので皇子宮では大騒ぎとなっている！

そう息を切らせるのです。

 

今すぐ皇子宮に向かうわとカエナは答えました。

悪女はマリオネット6話の感想と次回7話の展開を考察予想！

ラファエロの疑問に小説読んでいた人が転生しました・・・とは言えないですよね。

再度カエナに会いに行った際、カエナとどう会話をしていくのか気になってきます！

 

新たな侍女、リディアの登場。

印象としてはちょっと嫌な子で、カエナの補足で嫌な子に昇格しました。

 

それでも悲惨な結末を繰り返してほしくないと願うカエナの悲しい顔は胸が痛みます。

そして個人的に一番注目しているのはベラです。

 

聡明なキャラクターと思ってはいましたが、何やら抱えている思いがあるようようですね。

カエナの介入で少しずつベラというキャラクターがわかっていくのか楽しみに思います。

 

さて、急展開の予感なシーンで終わってしまいましたがレイジェフは一体何に腹を立てていたのでしょうか？！

そして顔についた血は誰のものなのか！

 

次の話が気になりますね！ドキドキして待ちましょう！

まとめ

今回は漫画『悪女はマリオネット』6話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

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