アデライド ネタバレ72話｜ピッコマ漫画｜パウロの証言からマティアスの処分が決定！

貴族会議が終結！

マティアスを追い詰める会議は終盤を迎えました。

大司教であるパウロの証言が決定打となったのです。

マティアスは罪を認めようとしませんでしたが、アンドレア侯爵は息子の罪を認め謝罪しました。

マティアスに言い渡された処分とは…！？

アデライド72話のネタバレ込みあらすじ

パウロの説明

パウロは証言の根拠を説明し始めました。

それによれば、パウロは今日の昼、公爵の要請を受けてルイの滞在先を訪問したということです。

聖女から平民に降格した者であっても神のお告げを受けた人物なので、様子を伺うためでした。

そこへなんとそこで死刑になったはずの囚人が現れて、ルイを刺してしまいます。

幸い手遅れになる前に治療することができたものの、その囚人は一連の出来事の黒幕はマティアスだと話していたのでした。

マティアスに利用されて捨てられたと話していたと語るパウロをマティアスは真っ青な顔で睨みます。

自分の知るマティアスはそんな人物ではないのですぐには信じることができなかったとパウロは話を続けました。

そこでパウロはジュアンを一瞥し、彼を見てルイの話はすべて事実だと気付いたのだと声を大にして語ります。

神殿を代表して申し上げるとパウロは叫びました。

神のお告げがあった人物を利用して己の欲望を満たそうとしただけでなく、聖女を○そうとした罪で、マティアスに制裁を加えることを強く希望すると宣言したのです。

マティアスは歯を食いしばり、ただの言いがかりだと叫びました。

決定的な証拠は何もないと必死で主張します。

貴族派に協力して皇室の権力を衰退させ、権力を握ろうとしていた大司教がどうして？とマティアスの心の中は大混乱です。

それなら証拠があるか捜査するしかないとルトビッヒは微笑み、彼の父親であるアンドレア侯爵に、捜査への同意を求めました。

アンドレア侯爵は青ざめて、ギクッとした様子で肩を震わせます。

アンドレア一族とマティアスの処分

今回のことはアンドレア一族とは何の関係もないことだが、大司教の証言を受けた以上息子が罪を犯したことを受け入れなければならないとアンドレア侯爵は声を絞り出しました。

自分の教育が悪かったと謝罪し、捜査に協力すると答えます。

父の言葉を聞いたマティアスは真っ青になりました。

アンドレア侯爵は立ち上がってルトビッヒに頭を下げ、罪のない家族への配慮を求めます。

息子が勝手に犯した罪だと言わんばかりの態度にルトビッヒは笑い、犯罪者の家族であることには変わりないと答えました。

ルトビッヒが立ち上がり、よく聞けと会議室に声を響かせます。

本来貴族の地位を剥奪すべき事案だが、亡くなった皇后の親族という点を考慮してアンドレア侯爵は男爵に降格し、主犯であるマティアスは絞首刑に処すと告げたのでした。

マティアスは絶句します。

異議はないなと笑いかけるルトビッヒに、アンドレア侯爵は寛大な対応だと頭を下げました。

自分は貴族派のために…と反論しかけたマティアスを、騎士が黙らせます。

マティアスの両手には手錠がかけられました。

こんなはずでは…とマティアスはパニックになります。

騎士に会議室から連れ出される間も、マティアスは自分を見捨てるのかと父親に叫び、訴えていました。

しかし当然容赦なく扉は閉められ、会議室に残った貴族たちは動揺してざわついています。

ルトビッヒはようやく一息つきました。

自分が皇帝になったときに邪魔になりそうな人物は消えたので、ルトビッヒは満足します。

貴族派と神殿の勢力を潰すこともできたので一挙両得でした。

フェリックスもこれで安心して結婚できるだろうと思ったルトビッヒでしたが…！？

続きはピッコマで！