アデライド ネタバレ64話｜ピッコマ漫画｜皇宮を追放されたルイ！一方フェリックスは…？

貴族会議の結果

会議の結果、ルイの命は紙一重で繋がりました。

処刑をギリギリで免れたのですからそれ相当の処分が下されます。

聖女という身分の剥奪、支援金の回収、さらに援助なしでの追放という処分です。

そんなことも知らず、ルイは一人悦に浸っていましたが…！？

アデライド64話のネタバレ込みあらすじ

皇帝命令によってルイは皇宮を追い出される！

その日の夜、皇宮の小部屋ではルイが上機嫌でステーキを食べていました。

今朝、アントンとペーターを処分したという報告を受けたのです。

さらにアンナは今も公爵と両思いだというバカなことを喚いているようなので、証言の確実性には欠けるでしょう。

証拠不十分で自分は処罰されないはずだとルイは思いました。

しかも自分のバックには神殿と貴族派がついているのです。

聖女を容疑者扱いしたという理由で、あの赤毛のガキも一緒に始末できそうじゃないかとルイは考えました。

私って天才！と一人高笑いをしていると、突然部屋の扉がガチャッと開きます。

突然のことにルイが驚いて振り返ると、騎士団がゾロゾロとルイの部屋に入ってきていました。

どうして騎士団が？とルイは混乱します。

聖女の部屋にノックもしないで入ってくるなんて！とルイは声を荒らげて立ち上がりました。

騎士団を引き連れたルーカスが、皇帝命令だと答えます。

ルイはその言葉になんとなく嫌な予感を覚えました。

ルイ・タチガワと、ルーカスは手にした文書に目を落とし、彼女のフルネームを読み上げます。

ルイがアデル毒○未遂事件の主犯であることが明らかとなりました。

しかし聖女である点を考慮し、聖女の爵位を剥奪して平民に降格させる処分を下すとルーカスは宣告します。

さらに、今後聖女やタチガワという姓を名乗ったときには皇帝命令に背いたと判断してすぐに投獄すると告げました。

ルイは愕然として立ちすくみます。

私が何したと言うつもりなのか、証拠を出せとルイは喚きました。

しかしルーカスは、その質問に答える義務はないと冷たく答え、連れて行くよう騎士団に命じます。

怒りと屈辱に顔を真っ赤にしてルイは震えました。

ふざけるなと心の中で叫びます。

フェリックスとアデルの恋の行方は？

一方フェリックスは、部屋の前で深呼吸をしていました。

いろいろなことが立て続けに起きて、アデルとゆっくり話す暇もなかったと改めて考えます。

もうすべて解決したから、これで彼女が少しでも笑顔を取り戻してくれることを願うばかりだと心の中で呟き、ノックをしてから扉を開けました。

アデルが顔を上げ、事件のことはもう片付いたのかと尋ねます。

緊張した顔で入り口に立っているフェリックスに、入るよう促しました。

一連の話を話し終わり、ルイは皇宮から追い出されたのかというアデルの質問にフェリックスは頷きます。

身一つで追い出されたので行く宛もなく、まぁどこに行くのかは火を見るより明らかだと答えました。

あとはルイの共謀者が仕掛けた罠にかかれば事態が収束するのはもちろん、政治的にも良い方向に向かうでしょう。

すべてアデルのおかげだとフェリックスは伝えます。

それはよかったとアデルは微笑みました。

フェリックスはアデルをじっと見つめ、思い切ったように口を開きます。

自分たちの結婚について本格的に…と話し始めたフェリックスを、アデルが慌てて止めました。

その前にはっきりさせるべき事があるだろうと告げてアデルは立ち上がります。

前にアデルはフェリックスに、私のことを愛しているかと尋ねました。

私もあれから自分の気持ちを考えてみたのだとアデルは話します。

そして出した答えは、フェリックスを愛しているという答えだったとアデルは真顔で告げました。

しかし、それなら…と勢い込んだフェリックスにアデルは背を向けて…！？

続きはピッコマで！