アデライド ネタバレ48話｜ピッコマ漫画｜パウロはもうルイの脅しに屈しない！？

身勝手なルイにパウロは…？

ルイはアデルの態度が気に食わず、パウロに告げ口していました。

パウロから抗議文を送らせようと考えたのです。

しかしパウロはルイの言葉を撥ね付けました。

神殿がフェリックスに伝えられるのはこれまでの聖女の保護に関する感謝のみで、文句などとんでもないことです。

アデライド48話のネタバレ込みあらすじ

改めてアデルの観察眼を思い知ったマリ

アデルは顔を上げました。

私にはロハの花の根を、ルイには花だけを渡してくれとマリに伝えます。

マリはキリッとした顔で頷きました。

ルイが毒を使うときはきっと本館に入れるマリに頼むだろうとアデルは考えます。

そのときはすぐに報告してほしいとマリに頼みました。

安心してくれとマリは勢いよく答えます。

最善を尽くして恩返しをするという言葉にアデルは笑顔を浮かべてお礼を伝えました。

それからほんのお礼だと伝えて小さな袋を渡します。

家で兄弟が待っているだろうから早く帰ってあげてと微笑むアデルに、マリは嬉しそうにお礼を伝えました。

でもよかったとアデルは独り言のように呟きます。

ルイを離れに追いやったのは良からぬことを企てそうな気がしたからだったんだけど…というアデルの呟きに、マリはギクッとして動きを止めました。

予想が的中しすぎていて自分でもびっくりとアデルは呟きます。

確かに！と思い、マリは愕然としました。

明るく愛らしい女性に見えても、実際には何でもお見通しの恐ろしい人なのだと改めて実感したのです。

絶対に逆らわないようにしなきゃ…とマリは震えました。

聖女の義務…！？

神殿で、パウロを前にルイは声を荒らげていました。

ちゃんと話を聞いているのかと怒鳴る先には、かまわず書類仕事をしているパウロの姿があります。

エリアス公爵の婚約者が自分を粗末に扱うということを、ルイはパウロに告げ口していたのでした。

正式に聖女になったのだから、神殿から公爵に抗議するべきだとルイは主張します。

今すぐ自分を本館に滞在させ丁重にもてなすようにという内容の抗議文を送れとルイは叫びました。

パウロはペンを止めてため息をつきます。

神殿から公爵にそんなものを送ることなどできないとうんざりした様子で答えました。

自分たちにできるのは、これまで聖女を保護してくれたことに対する感謝の言葉を伝えることのみだとパウロは伝えます。

ルイは呆然としましたが、すぐに態勢を立て直しました。

神のお告げなんて本当はなかったと言いふらすこともできるのだとパウロを脅します。

どうぞご勝手にとパウロは冷たく答えました。

でもそのときは自分だけではなくあなたも処刑されるだろうとパウロは達観したような目で告げます。

ひょっとしたら聖職者として良心が痛み、自分が先に自白するかもしれないがその際は悪しからず…とパウロは付け加えました。

思いがけない反応にルイは絶句します。

そんなことより…と、パウロはさっさと話題を変えました。

今後ルイには、神殿が運営する保育園にて奉仕活動を行ってもらうことになります。

毎週開かれる礼拝と、新生児の誕生を祝福する儀式もあるので忘れないようにとパウロは念を押しました。

ルイはたじろぎ、聞き返します。

聖女としての義務をすべて果たしてもらうことは検証の際に伝えたはずだと、パウロは動じずに告げました。

形式的な台詞だと思っていたルイは歯を食いしばります。

奉仕活動なんてまっぴらな上、これでは計画が狂ってしまいます。

その数日後、アデルは赤と白の美しい花を前に、これがロハの花かと呟いていました。

初めて聞いたが綺麗な花だと話すリタに、これは毒だとアデルは伝えます。

厳重に保管するよう指示しますが…？

続きはピッコマで！