悪女を殺して ネタバレ42話｜ピッコマ漫画｜皇后メルポメネの本心とは？

エリスのこともただ嫌っている、という愚かな人物ではありません。

皇后の胸のうちを想像しながら読み進めていきましょう！

悪女を殺して42話のネタバレ込みあらすじ

エリスの悪口を言うアレクト皇子

皇后メルポメネは、自分でもエリスに八つ当たりしてもしょうがない、とわかっていました。

自分の息子を殺したのは、ミジュリアン侯爵であって、エリスは何も知らないのに…。

憂さ晴らしに、ヘレナを呼び出すと、息子のアレクト皇子もやってきました。

アレクト皇子は、エリスの悪口ばかり言い、ヘレナがエリスをかばってもさらに否定を重ねます。

皇后メルポメネは、虫の居所がわるかったので、エリスが愛しているアレクトから、エリスの悪口を聞くことで、少しすっきりしました。

メルポメネは、アレクトが、エリスに冷たくしたエピソードばかり話すので、エリスは泣いていたのでは？と確認しました。

するとアレクトは、エリスが泣いたところなど一度も見たこともない、とひどい悪口を続けます。

それを聞き、メルポメネは、自分と同じようにエリスも泣くことがないのだ…、とぼんやり思うのでした。

泣かない皇后

メルポメネは、自分には泣く資格はないと考えていました。

愚かにも騙されて、息子が殺されたのですから…。

ではエリスが泣かない理由は何だろうと？メルポメネは考えました。

振り返ってみると、エリスは可哀そうな娘です。

親の罪のせいで、何も知らないまま愛する人から嫌われてしまって…。

しかしメルポメネはそんなエリスより、やはり自分のほうが可哀そうな人間だと改めて実感するのです。

だから、自分が何をしても仕方ないのだと…。

アナキンの家へ

場面は変わりエリスの屋敷。

エリスはアナキンに、妹に渡すように、コインの入った袋を渡します。

アナキンは量が多すぎるといいますが、エリスは当然変える気はありません。

アナキンは、何かエリスからいつもとは違う雰囲気を感じ取りました。

そこで、一緒に自分の家に来ないかと誘います。

エリスは行く理由がないと、一度は断りました。

しかし、アナキンがお嬢様を独りにしたくない、という理由を伝えると、少し笑いながら彼についていくことに決めました。

アナキンの妹

アナキンが家に帰ると、妹が出迎えてくれました。

エリスは、本当は、ヘレナを殺さなければいけない自分の運命を憂いて、今日は一人で泣き明かすつもりだったのです。

しかし、ここに来たら、それどころではないので、久しぶりにアナキンの妹と話すことにしました。

エリスは、妹に名前を聞き、キンティアであることを知ります。

エリスは、以前街で逃げていた時にかくまってくれたお礼だといって、キンティアに先ほどのコインの袋を渡しました。

そして、先日宝石店で買った土産物の宝石も、キンティアにプレゼントします。

宝石を見て喜ぶキンティアに、エリスは新たな依頼をしました。

それは、後宮の礼法をよく知る人物を探すこと。

ただ礼法を知っているだけではなく、今は皇室とのつながりがない人物…、そして皇室を憎んでいる人物を！