すきときす ネタバレ10巻 28話～30話｜漫画｜しがらみから吹っ切れた愛里、心と睦の関係に新たな変化

愛里を堂々と庇った心ですが仲良くしてほしいと泣きだしたり、にじり寄ったりしたため周りは困惑します。
愛里を囲んでいた彼女たちが心の行動に怒って去った後、心は愛里に裾を掴まれました。

 

心はとっさに友達扱いしたと謝りますが、愛里から謝るようなことはされてないと言われます。

もしかしてと心は期待しますが照れた愛里にばっさりと返されたため泣き出しました。

 

一部始終を陰から目撃した睦は愛里に安心しました。
翌日、心はカナや美結と出会いましたが周りがざわついていることに気づきます。

 

周りが騒いでいた理由は愛里がイメチェンをしたからでした。
驚く心達に愛里は微笑んでそして心に耳打ちします。

 

内容に驚いた心はどういう意味なんだろうと尋ねましたが、愛里は用事があるためもう行かなければならないと去っていきます。

心と別れた後愛里は睦に会いに行き今までのことを話しだしました。

 

愛里の気持ちの変化をを聞き、彼女の笑顔を見た睦は彼女の様子を見て大丈夫そうだと感じます。

 

翌日の授業中、心は愛里が言ってきたことが気になっていました。
睦の恋を応援するという内容から睦をあきらめて応援することだろうかと考えた心は睦と思わず目が合ってしまいます。

 

小テストの結果が返されて中間テストが近いことから勉強を始めなければならないと心が考えていると、睦が助けを求めてきました。

放課後の図書室で睦の小テストの結果が悪かったことを知った心は古文が苦手であると察し、古文の魅力を語りだします。

 

今回心達が受けたテストは恋の物語であり、主人公と身分の違う女性が駆け落ちをしますが、女性が鬼に食べられてしまう話と心が解説すると睦は主人公のせいで女性が死んだことから最低だと言い出します。

 

睦の答えを聞いた心は女性は幸せだってのではと女性の境遇から導き出した考察を話しました。

心の話を聞いた睦は静が迎えに来てくれたら嬉しいだろうかと尋ねる睦に心は静に対する気持ちの整理がついていると答えます。

 

決着がついたことに睦が驚くと心はもっと早く言うべきだったと謝ると睦もはっきりと言えなくてすまなかったと謝ります。

 

静の恋はうまくいかなかったが素敵な出会いがあることを望むほど前向きになったと語る心は睦に世話になったから恩返しとして睦の力になりたいと言い出します。
睦に好きな人がいたら話を聞くと言う心に睦は好きな人は心だと言いました。

 

睦の発言に心はいつもの冗談なのかそれとも告白なのかと戸惑いましたが、睦の顔色が悪いことに気づきます。

体調を心配した心に睦は今言ったことを忘れてほしいと頼み、先に帰ると言ってそのまま去りました。

 

心は引き留めようとしましたが、彼のつらそうな表情から踏み込む勇気がなくそのまま見送ります。

翌日下駄箱で睦に会った心は気まずさを抱えましたが、あれから体調はよくなったのかと尋ねようとしましたが睦に避けられてしまいました。

 

一部始終を目撃した美結は睦がこの間まで心に避けられてしまって騒いでいたのに、どうして今は彼女を避ける方にいるのかと心変わりに驚きます。
何かあったのだろうかとつぶやく美結に静も同意してどうしようかと尋ねたのでした。

すきときす10巻28話~30話のネタバレ込みあらすじ

愛里に芽生えた気持ち

愛里を堂々と庇った心ですが仲良くしてほしいと泣きだしました。
そしてじりじりと寄ってきたり手を握ったりしたため、周りは困惑します。

 

愛里を囲んでいた彼女たちが心の行動に怒って去った後、愛里が心の裾を掴み礼を言わないと話しかけます。

心はお礼を言われるようなことはしてないし勢いで友達と言ってしまってすまないと謝りますが、愛里から謝られるようなことをされた覚えもないと照れそうに返しました。

 

その反応からもしかしてと心は期待しましたが、愛里に黙ってほしいとバッサリときられて泣き出します。

 

一部始終を陰から目撃した睦は愛里の様子に安心しました。
翌日、カナや美結と出会った心は周りがざわついていることに気づきます。

 

周りが騒いでいた理由は愛里の髪が短く切られて髪も元々の黒髪に染められていたからでした。
心たちが驚いていると愛里はイメチェンをしたと言って笑いかけます。

 

可愛いと心に言われた愛里は耳元でこっそりとささやきます。
内容に驚いた心はどういう意味なんだろうと尋ねましたが、愛里は用事があるためもう行かなければならないと去っていきました。

 

心と別れた愛里は睦に会いに行き、今までのことを話しだしました。
睦に褒められたくて髪の色を近づけたことや、仲良くできる女の子がいなかったため睦だけで良いと思っていたことを話した愛里は女の子たちがどんどんと離れていくことにさみしい気持ちを感じていたと自分の心情を吐き出します。

 

愛里の話を聞いた睦は友達ができたと笑顔の彼女を見て大丈夫だと感じました。

睦の好きな人が気になる心

翌日の授業中、心は愛里が言ってきたことが気になっていました。
睦の恋を応援するという内容から睦をあきらめて応援することだろうかと考えながらふと彼を見つめます。

 

睦に好きな人がいたのかと気になっていると目が合ってしまい、心は顔を真っ赤にして何でもないと取り繕いました。
小テストの結果が返されて中間テストが近いことから勉強を始めなければならないと心が考えていると、睦が助けを求めてきます。

 

放課後の図書室で睦の小テストの結果が悪かったことを知った心は古文が苦手であると察します。
日本語とはいえ古文は外国語みたいだと言う睦に心は好きだと魅力を語りました。

 

生活や時代が違うとはいえ、恋の歌や物語が綴られ続けていることから人が人を愛する気持ちは変わってないと言う心に睦はロマンチストとからかいます。
今回心達が受けたテストは恋の物語であり、主人公と身分の違う女性が駆け落ちをしますが、女性が鬼に食べられてしまう話と心が解説すると睦は男を最低だと言い出しました。

 

どうしてそう思ったのかと心が尋ねると睦はこう答えます。
幸せにできる保証もなにのに気持ちだけを優先した動いたため女性が死んでしまったからだと。

 

睦の答えを聞いた心は女性は幸せだってのではと考察を話しました。
箱入り娘だった女性が外に出るには勇気がいるはずなのに主人公についていったのは一緒にいたいと思ったからと考えた心は主人公が迎えに来てくれた女性は嬉しかったと思うと発言します。

 

心の話を聞いた睦は静が迎えに来てくれたら嬉しいだろうかと尋ねました。
睦の質問に心は静に対する気持ちの整理がついていると答えます。

 

決着がついたことに睦が驚くと心はもっと早く言うべきだったと謝りました。
睦が以前発言したことについて話した心は静に彼女がいることを知っていて忠告してくれた礼を述べます。

 

睦がはっきりと言えなかったことを謝ると、心は誰だって言いづらいことだと許します。
静の恋はうまくいかなかったが素敵な出会いがあることを望むほど前向きになったと語る心は睦の力になりたいと言い出しました。

 

どうして力になりたいのかと睦が尋ねると心はお世話になっているばかりなので恩返しをしたいと返します。
睦に好きな人がいたら話を聞くと言う心に睦は好きな人がいると即答しました。

 

驚く心に睦は言いました。
自分が好きな人は心だと。

好きな人を明かした睦に起きた変化とは?

睦の発言に心は戸惑いました。
いつもの冗談なのかそれとも告白なのかと動揺した心は睦を見つめましたが、彼の顔色が悪いことに気づきます。

 

顔色を指摘した心に睦は今言ったことを忘れてほしいと頼みました。
体調が悪いかもしれないから先に帰っていいだろうかと言い、そのまま去っていきます。

 

心は引き留めようとしましたが、彼のつらそうな表情から踏み込む勇気がなく見送ってしまいます。
好きという言葉を誰かに伝えたり伝えられたりするのはキラキラと輝くものではと思った心はどうしてそんな辛くなるのだろうかと気になりました。

 

翌日下駄箱で睦に会った心は気まずさを抱えましたが、あれから体調はよくなったのかと尋ねようとしました。
しかし睦の姿がとっくになく心は避けられてしまいます。

 

一部始終を目撃した美結は睦の心変わりに驚きます。
この間までは心に避けられたかもしれないと騒いでいた睦がどうして反対の立場になったのだろうかと思った美結は二人に何かあったのかもしれないと気になりました。

 

美結がそう呟くと傍にいた静も二人の様子が変と声をかけてきます。
静は美結にどうしようかと微笑みかけました。