精霊のペンダント ネタバレ86話！ラエガルの活躍に盛り上がるアカデミー。そんな中、ライの様子が急変！

ライの様子がおかしい！その理由は？

地理学の授業で、先生は集中力のない生徒たちのために昔話を始めました。

500年前に人間界で暴れたドラゴンのラノスの話でしたが、それを聞いたライの様子がおかしいのにバユルは気づきます。

精霊のペンダント86話のネタバレ込みあらすじ

ジャレッド一味は退学へ！

ナダンの具合を聞いたバユルはシュビックからナダンがしばらく神殿で過ごすことを聞きました。

傷を治すのが最優先だから、授業にもしばらく来ないでしょう。

ナダンのためにも、ジャレッドには退学になってほしいとエイダンが言いました。

翌日、ジャレッドだけでなく仲間も全員アカデミーから永久除名となったことが広まりました。

ライのお父さん、ラエガルが深刻な校内暴力を見過ごせないと言って決断を下したようです。

お父さんかっこいいね、毎日でも来てほしいと生徒たちに取り囲まれたライを不安そうに見るバユル。

みんな知らないから言うんだよとライに声をかけると、ライはようやく嬉しそうな顔をしました。

エイダンなんて週末家に遊びに行くらしい、絶交しようかなとライは怒っています。

バユルはエイダンはイングリッドのことがあるからしかたなく行くんじゃないかとフォローしました。

するとクイーンが、脱皮できないというのがどういう意味なのかは自分も気になると言います。

エイダンがイングリッド本人に聞いてみたけれど教えてくれなかったと聞いて、クイーンもそれなら理事長のところに行くしかないと言いました。

僕は絶対行かないと言うライに、バユルは理事長は何でも詳しいんだよねと言います。

バユルはラエガルなら精霊についても知ってるのではないかと思ったのでした。

ライが精霊について詳しいのは理事長から聞いたからでしょと言うバユルの指摘は、図星のようです。

バユルは精霊石を探してるし、残りの精霊にも会わなければいけない、とクイーンがライを説得しようとしましたが、ライは絶対行かないと言うだけでした。

500年前に暴れたドラゴン・ラノスの話

そのとき次の授業の時間を知らせるチャイムの音が聞こえます。

ライはラエガルのことで熱くなって、好きな地理学の授業のことさえ忘れていたのでした。

地理学の授業中、先生は生徒たちに集中力がないことに気づきました。

そんなに授業がおもしろくないのと怒る先生に、一人の生徒がお昼ごはんのあとだから眠いと言い訳をします。

しかたないわね、と先生は授業を切り上げて昔話をすることにしました。

眠気が吹き飛ぶような怖い話をリクエストされた先生は、狂龍ラノスの話を始めます。

ラノスは500年前に存在したドラゴンで、ある事件をきっかけに狂龍ラノスと呼ばれるようになりました。

ラノスが1000歳頃のとき、退屈したラノスは人間に混じって生活を始めます。

長生きのドラゴンが姿を変えて新たな人生を歩むこと自体は珍しいことではありません。

ところが短気なラノスはムカついた、邪魔だったなど些細な理由で人間を殺すようになりました。

連続殺人鬼だと世間は大騒ぎになり、集団でラノスに襲いかかろうとした人間の力に圧倒されたラノスは、ドラゴンの姿に戻って都市を一つ滅ぼしてしまいました。

自分に歯向かったと人間を恨み始めたラノスは、魔界とともに人間界に攻撃を始め、多くの国や大陸が消し去られてしまったのです。

でもドラゴンは本来魔族から人間を守る存在ですよね、とバユルが発言しました。

しかしラノスがどうして魔族と手を組んだのかは誰にもわかりません。

ラノスがまだ生きてるなんてことはないですよねとある生徒が質問したので、先生はラノスは死んだけれどもどうして死んだのかわかっていないと説明しました。

ちなみにラノスはレッドドラゴンで、魔族もいなくなって人間界に平和が戻ったものの、戦乱で多くの資料が失われたために詳しいことはわかっていません。

ラノスを倒した英雄は誰なのか、それもわかっていないようです。

そのときバユルは隣に座るライが冷や汗をかいて震えているのに気づきました。

心配するバユルの手を払い除けて、ライはいつもみたいにじっとしていればすぐ良くなる、大丈夫だと自分に言い聞かせます。

ライの異変には少し離れたところに座っていたクイーンも気がつきました。