失恋未遂ネタバレ123話｜時峰と鍋をつつきながら愛を語る泉。冬でも心は灼熱の1300度。

高宮ニカ&イアム大先生の失恋未遂123話をネタバレ有りであらすじやお得に読める方法をご紹介します！

 

時峰の部屋で偶然スケッチブックの中身を目撃してしまった泉。

スケッチブックの中には時峰が想いを寄せる女性の姿が無数にスケッチされていた。

＞＞前回「失恋未遂」122話はこちら

また失恋未遂はU-NEXTで無料で読むことができます！

今だけ「31日間無料トライアル」初回登録で、600円分のポイントプレゼント中！失恋未遂を600円分無料で読めますので、ぜひ絵付きの漫画を楽しんでくださいね。登録は3ステップで簡単。いつでもすぐに解約できます。

鶏とホタテのダシが効いたちゃんこ鍋。

 

チャンキーでスマイリーな味わいでふたりともドリーミー。

 

「OK,この味がいいねと君が言ったから、だから今日はお鍋記念日」

「ほんと、そうだね」

 

「ビールもあるでよ！」

キリリと冷えたハイネケン。

 

缶の表面に付いた水滴が照明の光を反射してキラリと光った。

鍋つゆはコンブのダシも入っているな、時峰はテイスティング中そのように思った。

 

利尻昆布。

おいしい好物。

 

時峰はご機嫌だった。

カトちゃんよりもご機嫌だった。

 

TVに出たことはなかった。

それでも俳優になることを夢見ていた。

 

サラリーマンをしながらでも夢を追いかけることはできるのだ。

 

食後はふたりでコタツに入ってゴロン。

至福の時間。

 

真冬の幸福。

心の氷もすぐに解け落ちる。

 

ホッカイロいらず。

北海道でも今の二人ならベリー・ホット。

 

 

スピーカーから静かに流れるビズ・マーキー。

時峰はときおり、さりげなくスクラッチした。

 

イワタニのガスコンロがファイアー、ふたりも燃え上がる

災害の時にも大活躍するカセットコンロ。

ガス電気水道などのインフラが常に機能すると思っているなら、それは平和ボケというものだよ。

 

時峰はリアリストであった。

今日の鍋のえのきだけは特に美味い。

 

えのきだけはわき役なんかじゃない。

えのきだけ、君こそスターだ！

 

食後すぐに、コタツに入ったまま寝転ぶ。牛なのか猫なのか

ビーフ・オア・キャット？

「じゃあ、ビーフで」

何気なく答えたことがこれほどの事態を引き起こすとは。

泉は今になって後悔した。

 

「但馬牛ってさ、もともと兵庫県において、

水田耕作や輸送のための「役牛」として飼われいたんだけどさ、肉を食す習慣が生まれた明治期以降、その資質の高さが注目され、

 

交配も但馬牛同士でしか行わないなど、純血を保った改良が行われ、ブランド化が進んでるのさ。

今では定義が狭められ、兵庫県内で飼育される黒毛和種を但馬牛としているようだけどね」

 

「説明なっが(笑)」

「ああ、そうさ」

食後はコタツでLOVELOVE愛を叫ぼう・愛を呼ぼう

すると泉は時峰のほうに向きなおる

 

チュウをしようというのか。

チュウすることを狙っているのか。

 

しかし自分からアクションすることはせず、泉はそのまま寝入ってしまうのだった。

 

翌朝、スマホのアラームの電子音が鳴り響く。

「プププピ、プププピ、プププピ、＠ピピン」

 

「おはよう！」

時峰が快活な表情とさわやかな口調であいさつした。

「おはよう、時峰くん」

 

「グーテンモルゲン、先生」

「グーテンモルゲン、ミスター時峰」

 

朝食はミスドのオールドファッション&砂糖を溶かしたお湯だった。

 

「この味がいいね、と君が言ったから、だから今日はドーナツ記念日」

「果たして、そうかな？」

 

朝食をさっさと食べ終えて、またコタツに入ったまま横になる時峰。

「時峰くん、仕事は？」

 

「今日は休みにする。ホリデー、ホリデー」

「いいの？」

 

「俺の会社、ちょれえからｗｗｗ」

「そう・・・・」

 

先が思いやられる泉であった。

ふたりのこれからについて

それからの日々や時間が時峰くんと泉にとって無意味だった訳がなく、 念願叶って「本命」と暮らせるようになった後も、二人で過ごした記憶が不意に顔を出してくるのは当然なことであった。

 

（号泣してしまった以上、もう絶対に『大丈夫』な状態に戻れなくなってしまったんだ・・・）

 

泉はそのように直感した。

それはある種の、天からのインスピレーションとでもいえるかのような神々しい気持ちをともなった。

 

それがなかったら生きていけないと思うほどに心身に影響を与えられてしまった・・・。

 

もう泉は時峰なしの人生など考えられなくなってしまっていた。

それでも前を向いて生きていこう、と誓う泉

時の扉を叩いて、世界中の誰よりもきっと。

時峰への想いはまるで錆びついたマシンガン。

 

見えない自由が欲しくて、見えない銃を撃ちまくっていた泉。

 

でももう、今はそんなふうではなくなっていた。

 

もっと自然に時峰に愛を伝えられるようになっていた。

 

漫画は、電子書籍以外に動画配信サービスでも読むことができます。
無料体験でもらえるポイントを使えば、読みたい漫画がタダで読めることも！

 

 

 

 

 

 

なんだかんだ言って、お似合いかもしれないですね。

あとはもう、二人におまかせ！

 

そのうち二人は虹を渡って二人だけの夢の世界へ入ることができるでしょう。

 

さて、お互い心の動きが微妙に変化していってるこの流れで、そろそろ一波乱来そうな予感がします。

次回以降も目が離せませんね。

 

みなさん、次回も見逃し厳禁！！

お楽しみに♪