失恋未遂ネタバレ10話｜課長のもの忘れ。わたしの忘れもの。二人のすれ違いはボタンの掛け違い。

双葉社さんより高宮ニカ&イアム先生の漫画「失恋未遂」10話を読んだので、今回は10話ネタバレと感想をご紹介します。

 

カナはついに自分の正体をカミングアウト。過去に付き合っていたカナと課長はついに・・・！

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カナは仰天して目が真ん丸になった。

羽鳥はその様子を見て苦笑している。

 

その日の帰り、羽鳥は吊革につかまり　ふと目を落とした

アバンギャルドな顔した娘が座っていた

 

「うーん　顔が夢の島」

なんてこと思ってたら駅に着いた

 

今9時10分前

急いで帰りゃまだあのテレビに間に合うぞこりゃ・・・

 

うりゃ！！こうなったらもう早歩きだ。

羽鳥は競歩選手のごとく早歩きでスピードアップした。

 

おや？夢の島もこの駅か

 

気にせず歩くこと数分の間

夢の島は変わらず前にいた

 

羽鳥も急いでたもんだから　上げたスピード

夢の島もなぜか羽鳥を小走りでリード

 

チラチラ後ろを気にしているご様子

 

何を思ったか全力疾走と思いきや立ち止まり振り向き

「もう　警察呼ぶわよ！！」

 

え！？あんた誰？

失恋未遂【10話】ネタバレあらすじ

課長の羽鳥がカナの正体を見破る。そして観念したカナは自分の素性を明かす・・・

カナは重い口を開いた。

「そうです、確かに私はあなたと付き合っていたカナです・・・」

 

羽鳥はにやりと笑った。

そしてラッキーストライクに火をつけた。

 

窓の外はもう夕日の色が満ちていた。

まさかこんな形でまたカナに再会するなんて。

 

「でも、もう昔の話なんで、この話はもういいんじゃないですか」

カナが言った。

 

羽鳥は不敵な笑みを浮かべて答えた、

「そういうわけにはいかないよ」

 

そのとき、オフィスに羽鳥の部下、ダーティー小林が駆け込んできた。

「課長、大変です！例の案件がキャンセルされました！！」

 

「なにい！！」

一波乱来そうな予感がしたカナなのであった・・・。

カナは前向きなポジティブ女子。周囲の評価も上々。

すべての女性は美しい。

世界は女性を中心に回っている。

 

「神は女性に違いない。こんな美しい世界を創造できるのは女性だけだから」

若くして課長になったはいいけれど、何か満たされない思いを抱えている羽鳥

何もかも順調そうに見える羽鳥にも悩みがあった。

それは会社の誰にも言ったことがなかった。

 

「僕の秘密を知りたいかね？」

カナは一瞬答えるのをためらった。

 

聞いてしまうと後戻りできなくなるような気がしたのだ。

 

でも、気になってしまう・・・。

「それはなんでしょうか。教えてください」

 

「それはね・・・」

 

そのとき、羽鳥の上司であるプラスティカ植田が駆け込んできた。

「羽鳥君、君、やらかしちゃったね！」

 

「えっ、まさか・・・！」

 

カナは一波乱来そうな予感をひしひしと感じたのであった。

 

すべての女性は美しい。

できることならこの世のすべての女性を妻として迎え入れたい。

 

羽鳥はそのように思った。

羽鳥課長の華麗なる悩み

羽鳥は独り暮らしのマンションの一室に帰宅した。

愛犬のアイボくんが出迎えてくれる。

 

「ピピピ、ご主人様、お帰りなさい」

「ただいま、アイボ」

 

「ピピピ、腹減った腹減った」

「ハハハ、今充電してあげるからね」

 

アイボくんを充電してあげながら羽鳥は考えた。

 

（しかし、カナさんが過去に付き合ったあのカナだったなんて・・・）

頭の中で高校時代の思い出がフラッシュバックした。

 

高校三年の夏、俺とカナは付き合いたてで、とってもフレッシュだった。

そしてあの事件が起こったのだ・・・。

 

そのとき、羽鳥のスマホがVibin’。

電話だった。

 

見知らぬ番号からだった。

 

「はい、もしもし、羽鳥ですが？」

「あの、夜遅い時間に失礼します。わたしは・・・・」

課長のメガネに秘められたストーリー。そしてカナとの過去がシンクロする。

カナの歓迎会の帰りに南条はタクシーの中で小宮にキスをした。

そのことを小宮に聞いたカナは南条に真意を聞きただす。

 

すると南条は悪びれる様子もなく、

「こんなのただのゲームっすよ」

 

と言い放った。

 

怒りに震えるカナ。

 

その日の給食当番を放棄して帰宅し、荷物をまとめた。

そして、とある人物に電話をかけた。

 

「もしもし、羽鳥ですが・・・」

 

南条に想いを寄せる小宮。しかし、南条はそのまっすぐな思いを踏みにじる・・・！

南条は小宮の気持ちを弄ぶべく、小宮にキスをした。

 

その軽薄な行動にカナは激怒する。

 

「小宮さんの気持ちを考えたことあるの！？」

「ないね。僕は小宮さんのことなんて何とも思ってないんだから」

 

「なんて男なの！」

 

そのとき、オフィスに羽鳥の部下、ダーティー小林が駆け込んできた。

「カナさん、羽鳥課長からの伝言です！至急、昼食持参で第三会議室まで来てください！」

 

ついに羽鳥が動き出したのであった・・・。

 

羽鳥は昔のことは清算して、もう一度カナとよりを戻したいのであった。

「もう一度、やり直すことはできないかね？」

「わたしはもう違う道を見つけました」

 

羽鳥は席を外して手洗いへ向かった。

カナは窓越しに空を眺めた。

 

鳥の群れがV字型に隊列を組んで飛んでいるのが見えた。

 

仕事の手を止めた小宮がカナに向かってウインクした。

 

羽鳥は手洗い場の鏡に向かって立った。

（この気持ち、もう抑えられない・・・！）

 

鏡の中の羽鳥の瞳がきらりと光った。

 

Keep on movin'.

カナは自分に言い聞かせた。

 

「カナさん、今日一緒に食事でもどう？」

小宮だった。

「そうね、何を食べましょうか・・・」

 

一方、南条はオフィスで残業していた。

（なんだってカナさんは小宮さんのことであんなに突っかかって来るんだ？）

 

南条にはカナの行動が解せなかった。

 

実際のところ、カナ自身にも自分の行動の根拠がよくわかっていなかった。

しかし、南条に一言物申さずにはいられなかったのだ。

 

そもそもが、小宮さんが南条のことを好きなのは周囲にバレバレであった。

本当はそれを手助けしたい気持ちがカナにはあった。

 

しかし、南条は冷徹だった。

そんな南条をカナは許せなかった。

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失恋未遂10話の感想＆次回11話の考察予想

ついに課長はカナの正体に気が付いてしまいました！

カナ入社早々、いきなりのピンチ！

 

でも大丈夫。

カナはそんなことでは動じません。

 

カナは精神的にも肉体的にもタフなのです！

 

カナはいつでもポジティブ・シンキング！

大丈夫、大丈夫。

 

いつでも宇宙はわたしの味方。

それがカナの座右の銘なのです！

 

羽鳥がいまさらカナとよりを戻そうと画策する予感も感じながら、次回の展開に注目しましょう！

次回もお楽しみに♪

まとめ

今回は漫画『失恋未遂』10話の見どころやネタバレ、読んだ感想をご紹介しました。

今回はカナの素性がバレてしまいましたが、次回は羽鳥の私生活の秘密が明らかに・・・！？