しがみついても無駄です ネタバレ42話【ピッコマ漫画】ジェーンのショックと薬の材料

薬に含まれていた成分

ロナルドの検査結果が出ました。
薬に入っていた成分から、カイラはジェーンにオースティン子爵を呼び出すことを頼んだのです。

しがみついても無駄です42話のネタバレ込みあらすじ

薬の解毒剤

カイラに呼ばれたジェーンは何事があったのかと焦ります。
そしてカイラから薬の成分を調べたこと、調査結果が出たことを報告されたのです。
結果はジェーンが予想だにしないものでした。

結論から言うと、この薬は飲み続けると死に至るということ。
つまりこの薬を服用しているジェーンの父、オースティン子爵が危ないのです。
ジェーンはこれが薬のはずだと言うのですがカイラは、薬の成分よりも毒が多く検出されたことを伝えました。

ロナルドもカイラと共にジェーンに進言します。
ニーナの根という麻薬性の成分、そしてモーリンという筋肉を減少させる成分が含まれていたこと。
服用期間が長ければ何らかの症状が出ているはずだと。

薬の効果が切れた時に過度の不安から薬を欲しがったり、手足が頻繁に痺れるような症状です。
さらに今まで問題がなかった足にまでも症状が出てくると言います。
ジェーンはそれを聞き、がっくりと膝をつきました。

カイラはそんなジェーンを優しく抱きしめました。
解毒剤はあるのです。
オースティン子爵をここへ呼び出し、自分がなんとかしてみせると。

カイラはジェーンに魔石を渡しました。
その魔石でジェーンはオースティン子爵に連絡を取ります。
泣きながら侯爵邸まで来てほしいと頼むジェーンにオースティン子爵はすぐに向かうと返事をするのでした。

泣いてしまったジェーンの手を取ったカイラは、きっと大丈夫だとジェーンを慰めました。
そしてロナルドにはオースティン子爵が到着次第、薬を調薬できる状態かを確認するよう命じます。
そこでカイラはようやく一息ついたのでした。

子爵の件が思ったより早く解決できそうであることにカイラはホッとしていました。
明日はいよいよフェイロンとの乗馬の練習です。
カイラは早く休もうと思ったのでした。

翌朝、カイラの枕もとに1通の手紙と3つの箱があることに気が付きます。
それはフェイロンからでした。
どうやらフェイロンは今日の約束の乗馬の練習には来られないようです。

狩猟祭まで会えないと伝えてきたフェイロン。
大事な用なら仕方ないけれども、寂しいと思ってしまうカイラ……。
プレゼントでも開けてみようとベッドの上で伸びをするのです。

箱の中には、防寒用の靴下が5足、マントの下に着るベスト。
そして弓矢が入っています。
手入れもしっかり行き届き、カイラにぴったりな大きさのものです。

こんなに手の込んだものばかり、いつの間に準備したのだろうとカイラは思いました。
そしてプレゼントも嬉しいけれど直接会いたい、と考えてしまうのです。
そんな自分に気がつき、カイラはほおを染めました。

同時刻、ラカンは鼻歌を歌っていました。
ついに目障りなフェイロンを始末できる、と。
魔物との宴はさぞ見ものだろうとラカンは思います。

どうやらラカンはフェイロンに何かを仕掛けたようです。
これでフェイロンは狩猟祭に来られないはずだと。
万が一、狩場まで来たとしてもどうせ死ぬんだと大声で笑い出すのでした。

夕方、侯爵邸にオースティン子爵が到着しました。
ロナルドに診察をしてもらい、結果を聞くカイラ。
どうやら薬の材料がなく、手に入れるには船でイエボンまで行かなくてはならないそうです。

カイラはフィリペに事実関係を聞きますが、フィリペも同じ反応でした。
当分は既存の薬を服用しながら週に一度だけ解毒剤を飲むしかないと。
そうすれば少なくとも体に毒が溜まることはないそうです。

カイラはそれを聞き、フィリペに解毒剤を頼みました。
フィリペは了承し、自分も薬の材料を探してみると言ってくれたのです。
そして解毒剤を取りに信用できる人間をカンジェラ商会に送るようにとカイラに伝えたのです。

解毒剤を取りに行くのに信用できる人間。
もちろんそれはジェーンに他なりません。
ジェーンはすぐにカンジェラ商会に行き、解毒剤を受け取って戻ってくるのです。

薬の調合をロナルドに任せ、解毒剤はオースティン子爵に。
全てを終えて使用人達を下がらせたカイラは、窓から星空を見上げます。
次はいよいよ狩猟祭です！