シャーク ネタバレ194話(漫画)　ものすごく強いチンピラにやられた最上。藤沢の対戦相手、富士は……！！

藤沢に、敗北した最上。

運ばれた病院で、事情を説明するも……。

藤沢の対戦相手である富士。

けがを押して出場をするのか？！

はたして、藤沢の相手は……！

シャーク ネタバレ194話のネタバレ込みあらすじ

戦いの後で……

最上は倒れたまま、藤沢が自分の思っていた以上に強かったと、戦いを振り返っていました。

「片方だけ……」と、呟きます。

そして、「痛みで死ぬかも……」と言いながら、上着のポケットからスマホを取り出して、電話をかけました。

ものすごく強いチンピラ！！！

新生病院に最上が運ばれました。

ワールドルーキージャパン出場者が入院している病院です。

どうやら最上は意識があるうちに自分で、救急車を呼んだみたいです。

最上の病室に赤池や富士たちが集まっていました。

笑いながら最上は言います。「チンピラにやられた！」と……。

誰かが最上の言葉に、「チンピラ？」と聞き返します。

最上がチンピラにやられると思っていない富士たちは、集団リンチなどではないかと、最上に聞き直します。

しかし、最上は「1人でした！」と答えます。

当然ですが、納得出来る回答ではありません。

赤池は、最上が、そこらへんのチンピラ1人に、やられる訳がないと思っていたからです。

なぜなら最上は、ワールドルーキートーナメントジャパンのベスト4まで進出した柔術師範だからです。

最上の話に、「誰も信じない！」と、疑っていました。

最上も、赤池の意見に納得しながら話を続けます。

チンピラは普通のチンピラではないと……。

最上の言葉に、赤池たちの顔色が変わりました。

しかし、最上は「ものすごいチンピラだった！」と、補足説明をします。

病室に叫び声が響きました。

最上のことを心配しているのに、馬鹿にされたと思ったからです。

でも事実なのだと、最上は発言を撤回しません。

しかし、もしそれが事実であれば、暴行を受けたのだから警察に通報すべきだ！　と、言われた最上は、持論を話しました。

武道の師範である自分が、チンピラにやられて救急車で運ばれたことが知られれば、道場の生徒が減ってしまう。

最上自身、そのことを一番に恐れていたのです。

そして、「最近のチンピラは、本当に怖い！」と、富士を見ながら話します。

富士も最上の視線に気づいたようで、なぜ自分に？　と思います。

リザーバーによる本戦出場戦！

診療室で、富士は医師と話をしていました。

医師は、最終の検査結果を見る限り、藤野出場を許可しないと話していました。

しかし富士は、「死んだとしても試合会場で死にたい！」と、医師に訴えます。

頼み込む富士でしたが、医師から出場の許可がおりることはありませんでした……。

試合会場では、富士が欠場することをアナウンスしていました。

決して、ドーピングではないことを話したうえで、前回の試合での負傷が完全に回復しなかったと、説明しています。

病室の富士は、その言葉が聞こえていたのかも分からないくらい、憔悴していました。

そして菊池と岩尾の本戦出場をかけたリザーバーの戦いが始まります。

この戦いの勝者は1日に2試合を行うリスクがありました。

しかも、勝者は1時間も立たずに、本戦での戦いをしなくてはならないのです。

試合開始と同時に、菊池と岩尾は積極的に攻撃を仕掛けます。

1ラウンドが終了すると、試合を見ていた藤沢があほなやつら！　とモニターに向かって暴言を吐いていました。

試合は3ラウンドで岩尾が菊池にTKO勝利しました。

雄たけびをあげる岩尾と、項垂れる菊池。

対照的なふたりでした。

それを見ていた藤沢は、1秒台で倒せると余裕の表情で、「1秒台で倒せるかも？」と、余裕の表情でした。

病室から、窓の外を見ていた最上。

鳥の鳴き声を聞きながら、不敵な笑みを浮かべました。

同じころ、藤沢に異変が起きていました！