シークレットレディ ネタバレ21話【ピッコマ漫画】ガートルードの昔話

ガートルードの昔話

ガートルードの生前の話から、ロアンは気が付いたことがありました。

それは、宝石の細工師のこと。

そして社交界を動かすため、ロアンは行動します。

シークレットレディ21話のネタバレ込みあらすじ

触媒の正体

数日後。
美しい緑色の触媒を手に、ロアンは1人考え込みます。
皆で悩んでいても仕方ないと、自分が調べると啖呵を切ったものの、全く何もわからないのです。

特徴的なその形には見覚えがありましたが、どこで見たのかも思い出せません。
悩むロアンの後ろから、突然ガートルードが現れました。
どうやら宝石について知っているようです。

驚いて尋ねたロアンにガートルードは胸を張りました。
ガートルード・マリー・カルタゼンを誰だと思っているのか、と。
ロアンはカルタゼンの名にさらに驚きました。

ガートルードが皇族だったと！？

失礼な、とプリプリするガートルードは話し始めます。
その触媒は、180年前に一世を風靡した「永遠の祝福」と呼ばれた宝石だったのです。
当時はアルゼンも持っていたため、肖像画に描かれているはずだ、と。

それを聞いてロアンは思い出しました。
あれは17年前、ロアンがうたた寝をしていた時です。
ロアンを起こしてくれた幽霊が身につけていたのが、その宝石だったのです。

幽霊曰く、その宝石は亡くなった恋人がくれたもので、聖なる力が宿り持ち主に祝福を与えてくれると言われていたそうです。
現実にはそんな祝福はありませんでしたが、彼女にとって、彼の愛情が永遠の祝福として宝石に宿っている大切な品でした。

しかし、その宝石はそれきり話題になることなく埋もれてしまいました。
その宝石に目をつけたのがガートルードだったのです。
彼女はその宝石を当代きっての名優にすると決めたのです。

ガートルードはすぐに人を集めました。
劇作家や吟遊詩人、そして歌い手も。
彼女は彼らの前で、彼女が作った壮大な物語を聞かせたのです。

それはドラマチックで壮大な愛の物語でした。
悲運の宝石とそれにまつわる人々の悲劇。
彼女の作った話が人々を巻き込み、名もなき宝石を流行らせたのです。

ロアンはそれを聞いて思わず立ち上がりました。
解決の糸口が見えたのです。
ロアンはすぐにシャルトゥスの元へと向かいました。

ノルトの言葉の意味

ノルトは触媒を調べろと言い残しました。
それは180年前に流行った永遠の祝福と呼ばれる宝石。
そんな宝石が今になって出てきた、つまり……。

どこかに細工師がいるはず！
細工師なら首謀者と接触しているはずです。
あとは宝石商を調べれば辿り着けます。

富と財宝の流れに敏感な社交界を動かすのです！