お兄様を誘惑するつもりだったのに！ネタバレ62話｜クララが森の中に入ると・・・

セシリアから、父が切手を欲しがっていると相談されたクララはあることを思いつきました。

それは、以前パリスの森に入った時、なぜかネルハに行ってしまったのです。

もしかすると、もう一度あの森に入れば、ネルハに行けるかもしれないと思ったのでした。

クララは、陛下に友人の頼みの為に外出すると告げます。

陛下もクララが友人の頼みなどと話すのは珍しいので、許可しました。

森の中をクララと従者達が進んでいくと、なんと小さな女の子が現れます。

クララはビックリしましたが、なぜか他の従者達には姿が見えていないようなのでした。

女の子は自分は妖精で、イオだと名乗ります。

そして、クララに一緒に外に行こう！と手を掴んだのでした。

お兄様を誘惑するつもりだったのに！　62話のネタバレ込みあらすじ

クララはセシリアの悩みをどうにか解決してあげられないか考えました。

でも、おいそれとネルハには行けません。

するとクララはふと思い出しました。

以前に、パリスの森に入った時のことです。

光の中を進んでいくと、なぜかネルハについてしまったことがあったのでした。

もしかすると、内緒でネルハに行けるかもしれないと思ったクララはセシリアに話します。

数日中に、切手が手にはいるかもしれないので、お父さんに元気を出すように話したのでした。

セシリアは、クララが何を考えているか分かりません。

その代わり、セシリアに一つお願いをしたのでした。

クララは、セシリアと別れた後、陛下の元に向かいます。

一時的とはいえ、外出するので許可をもらおうと思ったのでした。

でも、案の定陛下は、外出することにためらいます。

クララは侍女や騎士を連れて行くので、1人ではないと説明しました。

それに今回の外出は、友人の為だと説得したのです。

陛下はクララの友人？と聞きました。

今迄、クララに友人と呼べるような人物はいなかったと思ったのです。

クララは失礼だなと思いながらも、セシリアのことだと話しました。

そのセシリアの頼みなので、外出したいとお願いしたのです。

陛下は、いつも1人でいたクララが、友人のことを話すのは珍しいと思いましたが、外出を許可することにしました。

クララは嬉しくなり、早速従者達を連れて、外出することにします。

パリスの森に入ると、うっそうとした木々が立ち並んでおり、なかなか前に進めませんでした。

従者が道を切り開きますが、思う通りに進めません。

従者が、暗くなるから戻ろうとクララに進言しますが、クララは何としても、森を抜けたいと思います。

すると、目のまえに小さな女の子が現れました。

しかも羽が生えていて、空を飛んでいます。

クララは思わず声を上げました。

でも、従者や侍女たちは、その女の子の姿が見えないようです。

クララが不思議がっていると、女の子が話しかけてきました。

そして、従者達に息を吹きかけたのです。

すると、従者達が全員その場に倒れてしまいました。

突然のことに、クララがビックリしていると、妖精の魔法なので眠らせただけだとその女の子は話します。

そして、自分の姿が見えているのか？とクララに聞きました。

当然、姿が見えていると答えると、妖精は普通、人間には姿が見えないのだと説明します。

女の子は、クララがどうしてこんな所にいるのか？と聞きました。

クララはこの森を抜けるとネルハに行けると思うので、進んでいると答えます。

女の子の顔がパット明るくなりました。

そして、一緒に外に行きたい！とお願いしたのです。

妖精は、王様意外、自分の姿が見える人間と一緒でないと、外にいけないと話しました。

なので、一緒にネルハに行こうとクララの手を強引に引っ張ったのです。

クララは何が起きているのか分からずに、そのまま妖精と一緒に行くことにしました。

妖精は自分の名前はイオだと名乗ります。

クララも自分の名前を名乗って、歩き出しました。

すると、光が差し込むのが見えます。

光の先に到着すると、そこはネルハだったのでした。

ネルハに着くことに成功した、クララとイオは大喜びします。

クララは早速、郵便局に向かうことにしました。

そして、予定通り、ネルハで発行されている切手を購入することができたのです。

イオは用事の終わったクララを引っ張って、もっと遊びたいと誘いました。

クララは、そのまま帰りたいと思ったので、2人が引っ張り合いになってしまいます。

すると、クララは歩道に飛び出してしまいました。

そこに運悪く、馬車が走ってきたのです。

馬車に引かれそうになってしまったクララでしたが、とっさに男性が助けてくれました。

クララも動揺しながら、その男性にお礼をします。

すると、男性が声をあげたのでした。

クララの目の前の男性はダニエル皇子だったのです。