お嬢様はロイヤルシェフ ネタバレ1話～3話！交通事故から目覚めるとお嬢様に?!でも、なんだかいじめられているみたい

漫画「お嬢様はロイヤル・シェフ」は原作Lysha先生、漫画PAYA先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「お嬢様はロイヤル・シェフ」1話~3話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました。

 

小さな食堂を切り盛りするユン・セナ。しかし、尊敬する先生の死のショックで不注意になり交通事故にあってしまう。

死を覚悟したセナであったが目覚めると、なんと皇帝すらも恐れる名門貴族の末っ子、セニアナ嬢になっていた！！

 

しかし、セナがのりうつったセニアナは、家族から避けられたり、いじめられたり・・。

周りは冷たい人ばかりで逃げ出したくなったセナだが、自分を、家族を、人生を変えようと決心する!

包丁片手に料理を通じて奮闘するセナの異世界ファンタジーが今始まる!!

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お嬢様はロイヤル・シェフ【1話~3話】のネタバレ込みあらすじ

1話①　注目の料理勝負!勝ったのは!?

豪華な長机。晩餐会（ばんさんかい）の席に多くの人が着席しています。

 

その中で最も偉いフランシフ家の主人である大旦那様の前に二枚のお皿があります。

なにやら、どっちの料理が美味しいか大旦那様が判断するようです。

1枚はセニアナが用意した皿。もう一枚はセニアナを普段からいじめているフロレッタが用意したお皿です。

 

まずは、フロレッタの用意した料理。見るからに美味しそうな七面鳥。

 

カチャカチャ　スッ

ナイフもよく通ります。大旦那様は一切れ食べ、評価も悪くはありません。

 

一方、セニアナの七面鳥は真っ黒こげ。見るからにおいしそうには思えません。

 

大旦那様は黙々とセニアナの七面鳥を食べます。いや、食べ続けます。

そして、ついには小皿に取り分けた分は全部食べ切ってしまいました。

 

まわりの人々はザワザワし始めます。その中で大旦那様の判定が下されます。

大旦那様がよりおいしいと判断したお皿にはフォークが置かれます。

 

「大旦那様がおいしいと選んだ料理を用意した方には褒美を用意しよう!」

晩餐会は盛り上がります。

 

みんなの注目が集まる中、大旦那様がフォークを置いたのは・・・。

セニアナのお皿でした。

 

セニアナは何をお願いするのでしょうか。

1話②　セナとセニアナ　料理勝負のご褒美は・・・

セナは半月前まで小さい食堂を切り盛りする普通の20代でした。

 

セナは施設育ちです。

 

セナの父親は遊んでばかりで借金を作ってばかり。そのせいでセナは借金取りから追われる生活を強いられていました。

しかし、それも長くは続かず8歳の時に捨てられ、施設に入所することになりました。

 

施設でもセナはおどおどした性格であったためいじめを受けていましたが、ある日、まるで親のような先生に出会うことになります。

 

セナは先生から多くのことを学びました。

愛情や生きる上で必要なこと。先生はセナにとって親のようでも唯一の親友のようでもありました。

 

セナが成人すると先生と一緒に食堂を営み始めました。セナにとってはその食堂はたとえ小さくても世界一心安らぐ場所です。

セナは幸福の絶頂に居ました。

 

しかし、そんなセナにも不幸が訪れます。

先生の突然の死―。

 

先生はすい臓がんでした。

 

セナはショックで立ち直れず、とぼとぼ歩いていると大きなトラックがキキィッーーー　ドン!

 

セナは心の中で死を覚悟しました。

 

しかし、セナが目覚めると帝王すら恐れる名門フランシフ家の末っ子セニアナになっていました。

 

しかし、セニアナは名家の末っ子ではありながら他の家族から疎まれています。

母親の生まれが卑しいからです。セニアナの母親はセニアナを産んだ後、城を追い出されます。

 

そんなこともあり、セニアナはとてもひねくれました。散々暴れまわったあと、鬱になり自ら命を絶つことを選びます。

 

そのセニアナの体に魂がのりうつったのがセナでした。

 

セナがのりうつった後もセニアナへのいじめは続いていました。

特に、いじめがひどかったのがセニアナの父親と結婚する予定のフロレッタでした。過去にはセニアナを吊るしてむち打ちにしたこともあります。

 

ある日、フロレッタはセナに無理やり腐ったサーモンを食べさせようとします。

 

セナは今まで散々我慢してきましたが我慢の限界でした。

そして、ついに立ち上がります。

 

「あなたが食べなさい」

 

セナはそう言葉を発して、フロレッタの口に腐ったサーモンを押し込みます。

 

舞台は戻って、晩餐会。

 

みんな、セナが大旦那様に何をお願いするのか注目しています。

そんな中、セナはフロレッタからのいじめを思い出していました。

 

「お爺様!　わたしはフロレッタに虐待されています!　助けてください!」

ついに、セナは大旦那様に今までのフロレッタの悪行を打ち明けます。

2話　お爺様のまなざしの意味と仲間探し

セナはお爺様に呼び出されて、お爺様の部屋に向かいました。

心当たりがあるのは「サーモン事件」です。

 

コツ　コツコツ　コツ。

とても高価そうな置物や大理石の石像など豊かな装飾品に囲まれている廊下を進みます。

 

お爺様の部屋につくと「しくしく　しくしく」とフロレッタが泣いている声が聞こえます。

 

どうやら、フロレッタはお爺様にサーモン事件をねつ造して伝えたようでした。

お爺様はセナを叱ります。

 

しかし、セナはもうセニアナではありません。

「お爺様が誤って欲しいなら謝ります。けれどお爺様も私に謝ってください」

 

セナはお爺様に謝罪を求めます。

「私はお爺様との仲を壊したくないから謝ります。しかし、私が謝ることはフロレッタの嘘に屈することになり、私は陰で泣くことになります。これはお爺様の責任です」

 

お爺様は説明を求めます。そこで、セナはサーモン事件の真実をお爺様に伝えました。

フロレッタは嘘で誤魔化そうとしますが結局、セナの機転によって誤魔化しがばれてしまいます。

 

そのことによってフロレッタはお爺様の信頼を失ってしまいました。

しかし、セナにも問題がありました。

 

確かに、フロレッタの行動は酷いものでした。

しかし、それに対するセナの行いも酷く、最悪の場合は取り返しがつかないことになるかもしれません。

とはいえ、きちんと対応すれば簡単には大変な罰を受けることはないでしょう。

 

しかし、もうひとつセナには問題がありました。セニアナとしての記憶がところどころ抜けているのです。

なぜ、離れに追いやられているのかもわかりません。

 

そこで、セナは情報を集めるべくメイドを頼ります。

そこで白羽の矢を立てたのがメイドのシトロンです。

セナの住んでいる離れのメイドはほとんど全員フロレッタの手先でしたが、シトロンだけはフロレッタに歯向かっていました。

 

セナはシトロンに会うために使用人が夕方の会議をしているであろう部屋に向かいます。

部屋の前に付いたセナでしたが、パシーン!と大きな音が部屋から聞こえます。

3話　セニアナとシトロンの仲直り　そして、ロイヤル・シェフへ

セナが部屋をのぞくと叩かれていたのはシトロンでした。

 

「何があったんですか?」

セナは問いただします。

 

しかし、メイド長のニコルはセナを相手にしません。

 

ニコルはフロレッタの世話係で忠実な手下でした。

以前、フロレッタがセナをいじめていたときもニコルはそのいじめに加担していました。

 

「はなれで起きたことだから聞かせなさい」

セナはもう一度問い詰めます。

 

しかし、ニコルは使用人教育だといい悪びれません。

その後も何やら自分の正統性を訴えます。

 

パシーン!!

パシン!パシン!パシン!

飽きれたセナはニコルの頬を叩きました。

 

セナは力で訴えることを好みませんでしたが、セニアナになる前に「非常識な人間をそのまま放置しているだけだとその行為はどんどんエスカレートする」ということを学んでいました。

 

そして、ニコルに「クビにします」と言い渡します。

 

そんな状況でまわりのメイドたちもそそくさと退散します。

部屋に残されたのはセナとシトロンの二人。

 

「わたしに親切にして、また私を城から追い出そうとするつもりですか」

シトロンが語気を強めて尋ねます。

 

セナにとっては意外でした。セニアナがシトロンを追い出す理由がないからです。

 

セナは観念して記憶がないことを告白します。

すると、シトロンから一緒に城から逃げようという話が昔あったことを知りました。

 

セナは察します。

「セニアナはシトロンを嫌っていたわけではなく、自分と同じ思いをして欲しくないという優しさから冷たく接していた」

と。

セナにも同じような経験がありました。先生の優しさに厳しく当たってしまったことが。

そして、セナはずっとそのことを謝りたいと思っていました。

 

「本当にごめんなさい」

 

セナはシトロンと先生を重ね合わせ、本心から謝罪します。

セニアナとシトロンの誤解が初めて溶けた瞬間でした。

 

その後、セナとシトロンは一緒に部屋に戻り「目の前のセニアナが本当のセニアナではなく、セナである」ということを除いて事情を説明しました。

 

そして、記憶を取り戻すために手始めに近くにあった本を指さして「あの本は何かしら?」とシトロンに尋ねます。

 

その本は料理アカデミーの教材でした。

セナは帝国にはロイヤル・シェフと呼ばれる皇宮総料理長という役職があり、帝国の食品に関するすべてを管理する権限があることを知ります。

 

ロイヤル・シェフは帝国の財力を握る位置にあるため多くの貴族が目指しています。

 

そして、フランシフ家ではセニアナがロイヤル・シェフになるべく教育されていました。

 

しかし、セニアナは料理の成績が悪く、嫌がらせで教育させられたという意味合いもあったようです。

 

しかし、今のセニアナはセナです。そして、セナは小さいとはいえ食堂を営み、包丁を振るっていました。

セナは料理の腕を磨いてお爺様の信頼を得ようと決心します。

 

そして、セニアナの身体での料理の実力を試すためにキッチンについてシトロンに尋ねます。

シトロンによればセニアナ用のキッチンは存在するようでしたが鍵はフロレッタに奪われて、今は兄のランスロットの手にあるようです。

お嬢様はロイヤル・シェフ【1話~3話】の感想と次回4話の展開を考察予想！

セナの機転がところどころに散りばめられていて、セナの境遇とあわせてすごく応援したくなりました!

 

また、気になることとしてセナの料理の実力やランスロットの人柄などまだまだわからないことばかりなのでこれからどうなっていくのだろうか楽しみです!

特に、ランスロットの人柄はセニアナを避けていた家族の一員ということを考えると少し不安かなと思います。笑

 

セナがこれからどうやって料理を通じて自分や家族、人生を変えていくのか注目していきたいです!

まとめ

お嬢様はロイヤル・シェフ1話~3話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

交通事故から目覚めると帝国随一の貴族の末っ子セニアナになっていたセナ。そんな、セナがまわりからのいじめに立ち向かうさまが今回見れました!

今後、セナの料理の実力がどう発揮するのか楽しみですね!

 

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