濡れ刃に花びら ネタバレ10話｜漫画｜土門のピンチ！助けるために小粋は・・・？

今まで平和なデートを楽しんでいたはずなのに、空気が一変してしまいました！

これでは、恋愛のジンクスどころではなさそうでしょうか・・・。

そして、ずっと小粋たちを護衛していた土門は一体何をしていのか！？というと・・・？

ちゃんと見失わずについてきていたみたいですね。

土門一人で、敵たちを圧倒していきます！

土門は今日、小粋が早貴とのデートを楽しめるように、陰で必死に戦ってきたのでした。

そんな土門に対して、小粋の感情にも何か変化があったようで・・・？

しかし、敵たちはそれなりに人数がいます。

そう簡単には倒せそうにないですね。

案の定、早貴の身にも危険が及んでいて・・・？

そして、土門も大ピンチ！！

土門を死なせるわけにはいかないと、小粋も動きます！

濡れ刃に花びら10話のネタバレ込みあらすじ

「守ってやる」という言葉

あまり状況を飲み込めていない小粋とは裏腹に、早貴は至って冷静な態度を崩しません。

早貴は、こうなることを最初からわかっていたかのようでした。

すると、映画館に慌てて入ってくる人物の姿が。

それは、ずっと早貴を狙う連中たちと戦い続けてきた土門です。

そんな土門に、早貴は一言、さっさと片付けろと言いました。

早貴は簡単そうに言いますが、現実問題そうはいきません。

早速、早貴の背後でナイフを持つ男に飛び蹴りし、敵を圧倒し始めました。

一人を倒し、一息ついた土門は汗をぬぐいます。

そして、疲れたから早く終わらせて帰ろう、と言ったのでした。

小粋はまだよくわかっていませんが、土門が自分たちを助けてくれたことは理解できました。

とはいいつつ、人を殴った感想が「疲れた」なんて、この人は一体どれだけ冷たいのだろうか、と思うのでした。

よく見たら、土門は既にボロボロの状態です。

もしかして、ずっと守ってくれていたのか、と土門に尋ねると、土門は笑いました。

最初に会った時から「守ってやる」と言ってるだろ、と言う土門。

確かに言われたことがありますが、小粋にはその時とは全然違うような言葉に聞こえました。

今言われた「守ってやる」という言葉は、なんだか胸がぎゅっとなるような感覚がするものだったのでした。

その時、倒したはずの敵の一人が、金属バッドを握って起き上がります。

男は早貴に殴りかかろうとしますが、いち早く気づいた小粋が早貴をかばおうと躍り出ます。

しかし、男が振り下ろした金属バッドに当たったのは、そんな小粋をかばった土門でした。

思いっきり頭を殴られた土門は、その場に倒れてしまいます。

一方で、早貴はすぐさま、足を振り上げます。

そのままその足を、男の脳天に直撃させたのでした。

絶対に土門を助けたい小粋

倒れたまま動かない土門。

小粋は焦ります。

組の者を呼んで車を寄こさせる、と早貴は言いますが、小粋が焦っていたのは、土門が息をしていなかったからでした。

すぐに救急車を呼んでください、と小粋は早貴に言います。

小粋は土門に向き合い、絶対に助けるからね、と強い口調で話しかけました。

前に母の蘇生をしたことのある小粋は、どうすればよいのかがわかっていたのでした。

まずは30回心臓マッサージをしようとしますが、母親と違ってものすごく力を入れないと正しく出来ません。

この鍛えた身体で土門はずっと守ってくれていたのに、早貴とのデートに浮かれていた自分に思いを馳せます。

それに加えて先ほど「冷たい」などと思ってしまったことを、小粋は心の中で土門に謝りました。

心臓マッサージをした後は、人工呼吸をします。

しかし、なかなか目を覚まさないため、また心臓マッサージを人工呼吸を繰り返します。

そんな中、小粋はふと、土門の名前を呼んだことが初めてであることに気づきました。

もちろん、早貴が呼んでいるのを聞いて「土門」という名前は知っていました。

しかし、土門だって自分のことを「お前」などと呼んできて、名前で呼んでくれたことがありません。

助かったら、自分のことも名前で呼ばせてやる、と小粋は思うのでした。

起きて、という小粋の必死の叫びが届いたのか、土門は目を覚ましたのでした。