二度生きるランカー ネタバレ44話！決闘を申し込み続けるパントと、無視を続ける豪。そして、最後には豪を訪ねてきた者が…。

漫画「二度生きるランカー」は原作Sadoyeon先生、漫画NongNong先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「二度生きるランカー」44話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました。

 

ナイトウォッチと豪の交渉により、鍛冶屋を新しく建て直しました。

そして、治金術により龍魔眼の熟練度を上げた豪は、人物情報まで読み取れるようになりました！

 

そこへ建て直したばかりの鍛冶屋の壁を思い切り壊し、パントが侵入してきたのです。

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二度生きるランカー44話のネタバレ込みあらすじ

カーンカーン、と作業する音が響いています。

 

目を瞑り、じっとしているヘノーヴァ。

しかし、次第に表情が歪んでいき…。

 

ついには、「いつまで置いておくつもりだ！？」と声を荒げました。

そこには、顔をさすりながら、部屋の隅に座り込んでいるパントの姿。

 

そんなことは気にしていない様子で、作業を続けていた豪だったが、さすがにヘノーヴァの言葉に作業の手が止まります。

 

そして、チラッとパントの様子を伺いました。

パントの右目は、青紫色に腫れ上がっており、それをスリスリと擦っていたようです。

 

しかし、何も言葉を発さず、作業へと戻る豪。

 

「おい！」と声をかけ、「さっきは油断していただけだ！」と話すパント。

そして、「決着をつけよう！」と再戦を申し込みました。

 

豪は、尚も無視を続け、カーンカーンと作業音を鳴らします。

思わず涙を流しながら、「話を聞けー」と訴えるパントでした。

 

 

その様子を黙って見ていたヘノーヴァの元に、エドラが飲み物を持ってきてくれました。

そして、ヘノーヴァは、エドラが持つ剣に目を向けます。

 

それは、エドラが幼いころ、ヘノーヴァに作ってもらった剣だったのです。

 

ヘノーヴァも思い出し、エドラにねだられた頃のことを懐かしみました。

そして、その頃、武王も手を焼いたという腕白な少年が居たのです。

 

それが、パントであることは言うまでもなく、「変わらんな」と思いに耽りました。

 

 

豪に相手をしてもらおうと、しがみついているパント。

 

「放っておいていいのか？」と、ヘノーヴァはエドラに確認をします。

エドラは、小さく笑ったかと思うと、「元々の性格なので」と笑って答えました。

 

 

その後も、パントの申し込みは続いていました。

それでも、豪が聞く耳を持つことはありませんでした。

 

そのやりとりに対し、先に限界に達したヘノーヴァ。

「うるさい！受けてやれ！」とヘノーヴァが怒鳴ると、「そうだ！」と同調するパント。

 

見かねたのか、ヘノーヴァが口を出したからなのか。

やっと返事をする豪。

 

「なぜ、戦う必要がある？」と聞きました。

返事をもらえたことに喜んだのか、キラキラとさせ、「どちらが上かはっきりさせよう！」と返すパント。

 

しかし、「前に降参しただろ、お前の勝ちでいい」とあしらう豪。

さらに、「戦ってもメリットがない」と続けます。

 

「戦士なのに、損得を考えるのか！？」と怒るパントだったが、「当然だ」と即答されてしまいました。

そして、「何か賭けろ。ないなら、やらない」と言ったのです。

 

咄嗟にパントは、「負けた方は、勝った方を兄貴として敬うことにしよう！」と提案しました。

「兄貴の言うことを聞くってことだな？」と確認し、決闘を受けることにした豪。

 

次の瞬間。

 

鈍い音が何発か聞こえてきたかと思うと、肩を慣らしながら戻ってきた豪と、無言でシュン…としているパントの姿がありました。

 

その光景に驚くヘノーヴァと、楽しそうに拍手をするエドラ。

この場において、「武王の息子をたった数秒で…」と驚きを隠せないのは、ヘノーヴァ1人だけでした。

 

豪の後をついて戻ってきたパントは、モジモジとしていました。

「チュートリアルの時は、五分五分だったのに、短期間でどれだけ強くなったんだ」と感じているパント。

 

両目が、青紫色に腫れていました。

 

作業台へと戻る豪。

パントは、そのすぐ後ろで、体操座りをしてじーっと見つめます。

 

そして、「塔に行かず、何でこんなところにいるんだ？」と話しかけるパント。

すかさず、「だ？」と語尾を強調して、指摘する豪。

 

慌てて「ですか？」と直したパントは、続けて「塔の中で待っていたのに…」と話します。

しかし、「気が散る。少し静かにしてろ」と、豪に冷たく返されてしまいました。

 

落ち込んだパントを慰めるように撫でるエドラ。

そして豪は、「ここにいる理由」について考え、笑みをこぼすのでした。

 

 

駿は、10階までを10日でクリアしました。

この記録のおかげで、『ハデスの鍵』を手に入れた駿。

 

『ハデスの鍵』は、1～10階の初心者エリアを迅速にクリアした者のみに与えられるヒドゥンピースだったのです。

 

豪が手に入れるためには、この記録を更新しなければなりません。

つまり、10日以内に、10階をクリアしなければならないのです。

 

そして、駿の記録には、後悔の念も込められていました。

 

何も知らないまま『ハデスの鍵』を手に入れたこと。

『ゼウスの鍵』は、チュートリアル内でしか手に入れられないこと。

 

1位も狙うことはできたはずなのに…。

『オリンポスの宝庫』へ入るチャンスも、もう少し早ければ…。

と。

 

それを聞いた豪は、「少し困難でも出来ないことはない。1番重要な『ギエスの目』の準備はできている」と考えていました。

 

そして、「よく考えたら、兄弟の勝負だな」と、思わず笑みが零れました。

「弟より、弱い姿を見せるわけにはいかない」と決心します。

 

 

鍛冶屋で1人、ブツブツと文句を言うヘノーヴァの姿がありました。

 

ひたすら話しかけるパントと、無視を続ける豪。

それを見て笑っているエドラ。

 

「静かにしろ、と言っても聞かん」と、少しイラッとしているヘノーヴァ。

 

 

「じいちゃん！これどう？」

「スキルは使わない約束だろ！？」

「少し静かにしろ！」

 

と、ヘノーヴァの記憶が甦ってきました。

その中には、駿の姿もありました。

 

そして、二度と見ることのない光景に、「なぜ思い出すんだ」と寂しそうな表情を浮かべます。

余計なことばかり考えてしまう、と店じまいを始めました。

 

 

そこへ、扉を開く音がしました。

「今日は終わりだ」と声をかけるヘノーヴァだが、訪れた人物を見て、動きが止まります。

 

そこには、ヘノーヴァを「師匠」と呼ぶ、長い赤髪の者が立ってたのです。

 

 

豪は、2階のカフェテラスで、情報の鑑定をしていました。

何度か失敗したものの、ついに鑑定に成功。

 

そして、懐中時計の情報を少しだけ、読み取ることが出来たのです。

「経験と知識を増やせば、見られる情報が増えるだろう」と、豪は考えていました。

 

そこへ、入ってきたパントとエドラ。

 

「こんなところで1人寂しく、何しているんです？」と聞くパント。

それに対し、「カインお兄様が、兄さんみたいに単純に生きているとでも？」と話すエドラ。

 

そのまま言い合いを続けるパントとエドラ。

その光景を見ながら、「2人のことも可愛く見えてくる」と感じている豪。

 

 

すると、下の方からザワザワと聞こえてきました。

 

3人が気づいた先…、何者かが近寄ってきていました。

カフェテラスは、一角兄妹で貸し切っていると情報を流したはずなのに。

 

そこには、赤い服を来た紳士な男性が居ました。

そして、「カイン様？」と声をかけたのです。 

おまけ…43話その後

パントにより、思い切り壁を破壊された鍛冶屋！

しかし、ナイトウォッチが自動修復魔法を設置していてくれたようで、鍛冶屋はすぐに元通りになりました。

 

それを見た豪は、「これなら何度壊れても大丈夫」とヘノーヴァに声をかけ、パントのお仕置きに行くと話します。

しかし、壁に手をつき、何も答えないヘノーヴァ。

 

建物は直せても、ヘノーヴァの心は修復できなかったようです…。

二度生きるランカー44話の感想と次回45話の展開を考察予想！

やるやん！ナイトウォッチの人達！

 

せっかく直したのにね！？と思っていましたが、自動修復はありがたいですね。

いや、本当に、ヘノーヴァの気持ちを考えたら、そういうことではないんでしょうけど…。

 

 

そして、盛大に壊して、豪からお仕置きをくらった張本人、パント。

 

いや、可愛いな？

もっと、オラオラー！って感じじゃなかった？？

 

すごく従順な犬、って感じになってましたね。

 

でも、賭けてまで決闘を申し込んだからなのか、根っからの戦士根性なのか。

ちゃんと「兄貴」として、豪に対する態度が丁寧になっている感じがします。

 

敬語に関しては、ぎこちなさもありますが、「約束は守る」といった感じでしょうか？

面白いコンビです。

 

 

終盤には、不穏な気配が漂ってきました。

ここ最近、ほんわかした回が続いていたので、久しぶりのピリピリとした雰囲気…。

 

何が起こるのでしょう！？

良くないことではないことを祈ります。

(でも、良くないことなんでしょうね…)

まとめ

今回は漫画『二度生きるランカー』44話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

豪にしつこく付きまとった挙句、数秒で負けたパント。

「兄貴」として、豪の言うことを聞くことになるようです。

 

そして、豪、パント、エドラ、ヘノーヴァの4人に訪れる不穏な気配。

それぞれ、何が起こるのでしょうか？

 

次話も楽しみですね♪

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