二度生きるランカー ネタバレ19話！明らかになる『生存者の正体』そして、別れを決めた3人。

漫画「二度生きるランカー」は原作Sadoyeon先生、漫画NongNong先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「二度生きるランカー」19話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました。

 

イーサンの計画により、罠にはめられそうになるカンとドイル。

しかし、いち早く状況の変化に気づいていた豪。

 

主犯を倒すも、カンとドイルは囲まれてしまい…？

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二度生きるランカー19話のネタバレ込みあらすじ

森の中を走り抜ける豪。

 

スカベンジャーは、ただの略奪者ではありませんでした。

中には、モンスターと手を組み、負傷したフリをしてプレイヤーに助けを求め、罠に誘導する者もいました。

そして、符石とアーティファクトを奪うと、肉体はモンスターへと渡していたのです…。

 

「元々、閉じ込められていたプレイヤーは、既にほとんどが居ないだろう」

 

血剣とフォクシーテール。

 

「最高の獲物だな」と会話する声が聞こえてきます。

互いに無線機を使い会話をするズィプツェーン、ノイン、ツヴァイの3人。

 

パントとエドラの兄妹を除けば、最高のチームである2人に対し、今か今かと待っているようです。

特に、血剣のカンが持つ『剣』を欲しがっているようでした。

 

 

なかなか現れない獲物。

「おかしい」と感じたツヴァイは、「イーサンに連絡しろ」とズィプツェーンに指示を出します。

 

しかし、返答がないズィプツェーン。

ノインにも声をかけるが、やはり返答はありません。

 

「先ほどまで言い合いをしていた者たちからの返答がない…？」と不思議に感じたツヴァイ。

そして、すぐに敵襲であることに気が付きます。

 

しかし、気づいた時には既に遅く、背後から豪によって一撃で仕留められてしまいました。

 

 

武器を持ったプレイヤーに囲まれているカンとドイル。

「自警団を作ったくせに、餓狼団は何をしているんだ」と緊張を走らせています。

 

そこへ、攻撃を受けるプレイヤー。

豪がナイフを投げつけたのです！

 

そして、構わずプレイヤーたちを斬っていく豪。

続くようにドイルとカンも応戦します。

 

ついには、「降参する。許してくれ」とスカベンジャーの方から白旗を上げました。

威勢は失われ、あっさりと崩れるスカベンジャーたち。

 

そして、「生きるためには仕方がなかった！命令に従っただけだ！」と命乞いを始めました。

「ハルガンと何が違う？」と問いかけるカン。

 

意味が分からず聞き返すプレイヤーに、「人間を食ってたハルガンと、何が違うと聞いてるんだ」と言いながら、剣を刺しました。

 

「ハルガンは、妻と子のために涙を流した。お前らはどうだ？」と続けます。

 

笑いながら同族を売ったこと。

かろうじて生き残った人間まで弄んだこと。

 

そこで、やっと、スカベンジャー達は、「情けに振り回される男ではなかった」と実感しました。

相手は、「親の七光りを嫌い、自らの力で称号を手に入れた剣士…、血剣のカンだ」と。

 

 

明らかに肩を落とし、落ち込むカンとドイル。

 

ハルガンから生存者を助け出したと思っていたのに、実は誰も助けていなかったこと。

ましてや、罠にかかっただけであったこと。

 

アフリカで似た体験をしていた豪とは違い、『こんなこと』は初めてのカンとドイルには、相当なショックだったのです。

「複雑な心境だろう。慰めは通じない、自分で立ち直るのを待つしかない」と考える豪。

 

そこへ、「平気なのか？」と豪に話しかけるカン。

「慣れている」と返す豪に、「そっちの世界は、皆お前みたいなのか？」と続けて聞きます。

 

豪は表情を変えず、「それなら、俺の世界は狂ってるだろう」と返します。

その返答に、ため息を吐いたカンは、「正直に言うぞ？」と前置きをしました。

 

「被害者の振りをして、同族を売る奴らは怖い。だが、お前も怖い」と。

 

「こんな状況で冷静で居られるのはなぜだ？最初から疑ってたんだろ？」と続けました。

そして、「お前は誰も信用してないんだろ？」と、そこに自分たちも含められていることに気づいたカン。

 

塔内のプレイヤーを信用していない豪。

人間同士の信頼を基盤としているカンとドイル。

 

3人が上手くいくことなんて、最初から不可能だったのです。

 

特に、心を開こうとしていたカンとドイルは、豪が彼らを取引の対象としか見ていなかった事実に傷付くことは予想できます。

しかし、豪は「2人を全くの他人と考えていたわけでない」と思っていました。

 

笑顔溢れるカンと情に厚いドイル。

2人の持つ人間性には魅力を感じていたのです。

 

それでも、お互いに信念があるのです。

「ここでお別れだ」と告げる豪。

 

背を向け歩き出す豪に、追いかけようとするドイルと、それを止めるカン。

「いきなりどういうことだ！」と声を荒げ、カンにぶつけるドイル。

 

「座れ」というカンの言葉も無視して、「カインが今までどれだけ…！！」と続けます。

しかし、振り向いたカンの表情を見て、黙ってしまいます。

 

「これが1番だ」と言うカン。

そして、「見てなかったのか？」とドイルに問いかけました。

二度生きるランカー19話の感想と次回20話の展開を考察予想！

うわあああああ！！！

ってもっと、もっと大声で叫びたい…！

 

こんな別れは聞いてない、想像もしてなかったです。

 

いずれは来る別れ。

 

でも、こんな悲しい別れ方って…。

 

豪もちゃんと「魅力を感じてた」って伝えろよ！！って思いました。

変にお互いぐちゃぐちゃになってるだけだよ！！って。

 

別れることは必然であったとしても、「それはよかった！」ってお互いに心残りなく、手を振って別れるくらいの清々しさが欲しかったです。

 

それでも伝えなかったのは、豪の言葉足らずではなく、後ろ髪を引かれることなく別れるためだったのでしょう。

そして、きっとカンはそれに気づいてます。

 

だからこそ、あれ以上何も言わずに、追いかけることもなく、黙って見送ったのでしょう。

これは、共に過ごした彼らの関係があってこそ、の別れなのだとも思います。(悲しいけど)

 

3人が、それぞれ笑っていられる未来のため、と考えることにしました。

本当に笑っていてほしい、素敵な3人だったので。

まとめ

今回は漫画『二度生きるランカー』19話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

圧倒的な強さでプレイヤーたちを倒していく3人。

そして、見えた『スカベンジャーの闇』

 

信じられない光景に落ち込むカンとドイルに対し、冷静な豪。

お互いの信念を貫くため、別れを決意しました。

 

今後、3人はどのように攻略していくのでしょうか？

カンの言う「見ていなかったのか？」とは、何のことでしょうか？

 

次話も楽しみですね。

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