皇帝の仮面 ネタバレ8話｜ピッコマ漫画｜ルシアの部屋へやってきた侍従長の用事とは？

神出鬼没な侍従長

侍従長は予測不能な人で、探すのが難しいのだとセレナは語ります。

特別な用事がない限り姿を現すことはないそうです。

こちらから侍従長に用事があっても見つけ出すことは無理そうでした。

しかしそのレアキャラなはずの侍従長がまた、ルシアの前に現れます。

皇帝の仮面8話のネタバレ込みあらすじ

ルシアへの花

確かにその時は侍従長が来るとセレナは息を呑みつつ答えました。

誰かが生死を彷徨う状況になると必ず現れるのかとルシアは考えます。

さらにルシアは、薔薇宮殿から出る方法をセレナに尋ねました。

セレナは暗い表情で口ごもります。

ルシアは薔薇はちょっと飽きたからと笑いかけ、外に出れば他の花を見られるだろうかと尋ねました。

それは許しを得ればいつでも可能だとセレナは安心したように答えます。

意地悪な質問をしたことをルシアは謝りました。

セレナはルシアの笑顔を見ながら、毒の効果で身体の状態に変化があるかもしれないと医者が話していたことを思い出します。

翌日、ルシアは部屋で本を読んでいました。

ティーパーティーで見かけただけでも何十人以上もの人がいたけれど、全部皇帝の夫人になろうとして集まったということかと考えます。

よく考えてみれば、どうしてセレナがあんなに動揺したのか分かりませんでした。

セレナにしては珍しく、目に見えて狼狽えていたからです。

あんなに質問したのにまだまだ疑問は尽きません。

そこへノックの音がして、セレナが入ってきました。

他の花が見たいと聞いたので用意したと話す彼女の両腕には花を活けた花瓶があります。

しかもセレナの後ろには、何人もの侍女がそれぞれ別の花を持って続いていました。

ルシアは戸惑いながらもセレナにお礼を伝え、こんな短時間でどうやって準備したのかと尋ねます。

セレナが答える前に後ろから侍従長が現れ、ルシアはハッとしました。

侍従長がやって来た理由とは…？

花好きの主人のために花畑を駆け回る姿を見かけたので少し手を貸したのだと侍従長は笑顔で伝えます。

ルシアは内心戸惑いました。

侍従長はなかなか姿を現さないと聞いています。

それなのに、自分の勘違いじゃなければもう何回も遭遇しているように感じたのです。

そのままルシアは侍従長とお茶をすることになりました。

調子はどうかと尋ねる侍従長に、ルシアはもう平気だと答えて気遣いにお礼を伝えます。

ルシアは恐る恐る口を開き、また誰か倒れたのかと侍従長に尋ねました。

自分のように毒を飲んで別の魂が入り込んだ人がいるかもしれないと考えたのです。

しかし侍従長は、誰も倒れていないとあっさり答えました。

自分の用事はこれだと伝えて、侍従長が懐から巻物を取り出します。

首を傾げるルシアに、令嬢たちに伝言があるがルシアには直接伝えに来たのだと侍従長は話しました。

侍従長が読み上げる内容はまるで校長先生のお話のように退屈で、ルシアはぼんやりと聞き流します。

要は、薔薇宮殿の女性たちは各々の才能を武器に、宮殿のためになることをしろというお触れでした。

ルシアが驚いた理由とは…？

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