恋の呪いは愛で解け ネタバレ10話(19～20)斗真と妃奈子の出会い。今の斗真の気持ちは？

めちゃコミック×ゼノンより須賀千夏先生の漫画「恋の呪いは愛で解け」10話(19話～20話)を読んだので、今回は10話(19話～20話)ネタバレと感想をご紹介します。

 

偶然にも斗真のお兄さん、柊人に遭遇し斗真と一緒に食事に行った香澄。

しかしそのお店には斗真のトラウマの元となった幼馴染、妃奈子の姿もありました。

 

動揺しつつも平静を装う斗真を心配そうに見つめる香澄。

妃奈子は香澄に対し失礼な言動を繰り返し、柊人や斗真にたしなめられてしまいます。

 

けれど妃奈子は気にする様子もなく、逆に香澄に見せつけるように斗真に甘えてみせます。

 

「この人のどこを好きになったの？」

香澄は斗真に対し声にならない疑問を浮かべるのでした・・・。

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妃奈子はずっと斗真の兄、柊人のことが好きでした。

そのせいか、「香澄に謝りなさい」と柊人に言われたときにはさすがにちょっとドキッとしていましたね。

 

見た目やしぐさがいかにも女の子！といった雰囲気の妃奈子。

柊人や斗真が、自分以外の女の子を連れてきたことが気に入らなかったのでしょうか？

 

いつも話題の中心は自分じゃなきゃイヤ！なタイプなのかもしれません。

 

しかも斗真がずっと自分に片思いしているのを知っているせいか、やりたい放題！

斗真もちゃんと怒ればいいのに、と思ってしまいます。

 

19話では斗真兄弟と妃奈子の幼少時代のエピソードも描かれ、どんな関係だったのかが明らかになります。

恋の呪いは愛で解け【10話】ネタバレあらすじ

恋の呪いは愛で解け【10話】ネタバレあらすじ 交錯(1)

子供のころの思い出話で盛り上がる斗真と柊人、妃奈子。

香澄は話の輪に入っていくことができません。

 

分からない話ばっかりでごめん、と妃奈子に謝られる香澄。

 

幼い頃から知っている柊人や妃奈子に比べれば、自分と斗真の関係って大したことないんだな・・・と

少しさみしく感じてしまいます。

 

そんな気持ちを振り切るように日本酒をあおる香澄。

思いのほか美味しい日本酒に香澄の顔にも笑顔が戻ります。

 

自分も好きだというその日本酒を、お土産に持たせてくれるという柊人。

遠慮する香澄ですが、お店の人に頼んでくる、と柊人は席を立ちます。

 

そして、メイクを直すと言い一緒に席を外した妃奈子。

残された香澄と斗真は二人きりになり、ようやく一息つくことが出来ました。

 

お店に妃奈子がいたことにショックを受けつつも、香澄がいてくれて助かった、と言う斗真。

 

「過ぎたこととはいえ、妃奈子には会いづらいよね・・・」

そう答えつつ香澄はふと、斗真はまだ妃奈子のことが好きなのだろうか？と考えてしまいます。

 

妃奈子の言動のことで謝る斗真。

昔は妃奈子ももっと可愛げがあったという斗真に、香澄は「妃奈子のどこに惚れたの？」とストレートに

質問します。

 

顔を真っ赤にしてあたふたしながら「話しても絶対笑うなよ！」と斗真は語りだします・・・。

 

母子家庭で、母親が仕事でいないことが多かった斗真兄弟。

母親を助けるため、柊人が中学生のころから自分たちで食事を作っていました。

 

毎日兄弟二人で味気ない食卓を囲んでいた時、一緒にご飯を食べようとおかずをもって来てくれたのが

妃奈子だったのです。

 

妃奈子が柊人のことを好きなのも知っていたけれど、その妃奈子の心づかいが嬉しかった・・・

当時の妃奈子の笑顔を思い出しながら、斗真は思い出を語りました。

恋の呪いは愛で解け【10話】ネタバレあらすじ 交錯(2)

妃奈子を好きになったきっかけを話し終えた斗真。

黙ったままの香澄に対して、「子供っぽいと思ってるんだろ？！」と真っ赤な顔のまま恥ずかしそうにしています。

 

「妃奈子さんは優しいし、そういう理由で人を好きになるって良いと思う」香澄はそう答えます。

妃奈子を優しくていい人だと思ったのも本心ではあるけれど、でも・・・もっとくだらない理由だったらいっそ妃奈子を嫌いになれたかもしれないのに・・・

 

香澄は心の奥底ではそう感じてしまい、複雑な心境なのでした。

食事代をごちそうしてくれたり、日本酒までお土産に持たせてくれた柊人に恐縮する香澄。

 

お店を出ようとしますが、日本酒を飲みすぎた斗真はすっかり酔っぱらっています。

肩を貸し、送って行くついでに斗真の家に泊まるという柊人。

 

それを聞いた妃奈子は「あたしも泊まりたい」と言い出します。

妃奈子の発言に慌てる斗真ですが、なぜが香澄の心もざわざわしてしまいます。

 

その時、香澄の脳裏をよぎったのは「家に上げた女は香澄が初めて」という斗真の言葉でした。

 

「具合も悪そうだし、斗真の家はここから少し遠いから・・・」

気が付くと香澄は妃奈子にそう話していました。

 

柊人にもまた今後な、と優しく頭を撫でられ、素直に言うことを聞く妃奈子。

そして帰り道、妃奈子とふたりになった香澄。

 

「香澄ちゃんは斗真の家に行ったことがあるんだね。お持ち帰りされたとか？」といきなり聞いてくる妃奈子。

香澄はムキになりつつも、全力で否定します。

 

そんな香澄に妃奈子は「もしかして斗真が好きなの？」とさらに質問を続けて反応を伺います。

一瞬フリーズしてしまう香澄ですが、さらに全力で「それもない！！」と否定します。

妃奈子は香澄の答えに「安心した」と言います。

 

「あたし、斗真もナシじゃないから」

そう言って香澄の前から立ち去る妃奈子。

ひとり残された香澄は妃奈子の言葉の意味を考え、その場に立ちすくんでしまうのでした・・・。

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恋の呪いは愛で解け10話の感想＆次回11話の考察予想

斗真が妃奈子のことを好きになったきっかけでもあるほっこりエピソードを聞いて、もっとゲスい話だったなら妃奈子を嫌いになれたのに・・・！と思ってしまい、自分って性格が悪いと嘆く香澄。

安心してください、たとえほっこりエピソードを聞いたとしてもアンチ妃奈子だという人はここにいます（キリッ

 

無邪気を装い柊人と一緒に斗真の家に行こうとする妃奈子。

これには香澄も黙っていられません。

 

まだ「疑似恋愛」どまりの二人ですが、自分が初めての（家に上げてもらった）女、ってやっぱり特別感がありますし、香澄にとっては大事なことなのかなって思います。

そして香澄とふたりきりになり、本性（？）を現し始めた妃奈子。

 

香澄と斗真の関係が気になるようで香澄を揺さぶりにかかってきます。

柊人の言うことは素直に聞いている様子をみると、きっと妃奈子は今も柊人のことは好きなはず。

 

その一方で、自分のことを好きな男＝斗真もキープしておきたいという気持ちなのでしょうか？

 

香澄も「斗真とは何にもない！！」なんて言わずに、思わせぶりに答えたらよかったのに！

でもそんな駆け引きが出来ないこともが、香澄のまっすぐで良い所なんでしょうね。

 

「斗真もナシじゃない」と言う妃奈子。

ナシじゃないってことはアリ？

でもアリとは言ってないないからナシ？？

その答えは次回11話を読めば分かるかも？！

まとめ

今回は漫画『恋の呪いは愛で解け』10話の見どころやネタバレ、読んだ感想をご紹介しました。