木更津くんの××が見たいネタバレ12話｜旭は木更津と金沢の2人にやきもち…旭と木更津が「一緒にいる意味」を考えてしまう

めちゃコミック×comic donnaより萩原ケイク先生の漫画「木更津くんの××が見たい」12話を読んだので、今回は12話ネタバレと感想をご紹介します。

 

木更津耕哉と前橋旭の2人は肉体関係なし、ベッドに入ってお互い「自分自身の身体をまさぐりながら」ディープキスをしたことはあっても相手の身体には触れない。

旭の家に泊まった時には熟睡できず、寝返りも打てなかった木更津。一緒の部屋だと疲れると思ってしまっています。

 

そんな木更津、会社の上司の幌から旭の会社にサインしてくれるよう仕事のおつかいを頼まれて、新しく入った派遣の女性、金沢(かなざわ)を連れて旭の会社へー。

 

旭に「キレイで仕事も活躍されてて」「優秀だから」など言う金沢だが、帰りのエレベーター前で「コンプレックス刺激されちゃいました」と学生時代にぼっちになりがちで「あっち側の人間になれませんでした」と言う。

自分を卑下して旭を本当の美人と言う闇がある金沢をフォローするため「金沢ちゃんはかわいいよ」と言うが、この一言が旭に聞かれてしまっていたー。

 

 

木更津も過去話を見ると、学生時代にからかわれているシーンもありましたし、どちらかというと金沢寄りの学生時代を送ってきたみたいです。

実際、11話でも「身に覚えがある話だな」「学校で、自由にペア組んでって地獄だよねッ」と言っています。

恋心ではないにしろ、同情心はきっと抱いているはずの木更津、新たな火種のような気がしてしまいます。

闇がある金沢の話を聞いて、木更津も他人事とは思えずに「金沢ちゃんはかわいいよ」と言っています。

ただ、この「金沢ちゃんはかわいいよ」の一言、この言葉だけが旭に届いています。
旭が昼食を食べようと出かけるタイミングで、2人を見かけ、他のエピソードは耳に入らず「金沢ちゃんはかわいいよ」だけを聞いてしまいます。

 

木更津は金沢の闇があることに同情して、「金沢ちゃんはかわいい」発言をしたのだと思います。
しかし、聞きとりかたによっては木更津が金沢にアプローチをしている勘違いも生み出しそうな気がしてしまいますよね。

旭は激怒するのか、大人の対応でスルーするのか、どんな反応を見せるんでしょうか。

木更津くんの××が見たい【12話】ネタバレあらすじ

親近感湧く、君も思春期に苦汗をなめた仲間なんだなと木更津は思い、金沢を「ナチュラルでほっとする感じ」と言う。

「それにオレも組織苦手だしだから今の事務所にいる」「人生かけてまで仕事して1番目指すより自分にしかできんことしたいから」と言うと、後ろにいた旭は、オフィスのある方向に戻っていく……。

 

平成生まれの二人と昭和生まれの私…と思いつつジュースを飲んでいると、「前橋いいところに100円貸して」と竜男が現れる。
「財布忘れた電子マネーしかない」そう。
「今日もこっちに出社ですか？」と言うと、「行脚中」とのこと。

 

もうすぐ締め日で忙しいのでGMを現場から動かしたくないから出向いたそうです。
「忙しく働いて1番になりたいって時代錯誤ですかね」と旭が言うと、竜男は「1番獲ったら気持ちいいだろ」と断言。

竜男がGMの時、旭が「営業の申込締め日デッドまで伸ばせって言ってきたよな」と思い出話をしはじめます。
当時の部長に頭を下げて頼みこんだ過去があるようで……。

 

すると「オレはそういう人間と仕事したい」と言う竜男。

旭は竜男の飲んでいるジュースを「それ美味しいですか？」と聞くと「オレはこれが飲みたいでも前橋に頼めば目的のものを飲める」「だから頼む」「妥協はしない」と語るー。

この人の下で働くと気持ちいいんだよなぁと感じる旭。

 

竜男にはカリスマ性があるー。
「じゃあな」「組織売上達成しろよ」と竜男が言い、「イエッサー」と旭。

自分のスタンスを改めて感じられた旭。

 

仕事は面白い、売上が低いメンバーも担当配置で一気に成長する、現実問題として働かなきゃいけない、マンション購入資金も貯めたい……。

2人の並んでいる姿を思い出して「お似合いすぎるわ若い二人」とつぶやく旭は、メールで「彼女が出来そうなら会うのやめていいからね」と伝える。
木更津は「なんだ突然」と驚くものの、玄関の暴走が決め手でほぼ童貞がバレたと検討違いの結論に。

 

「出来る予定はないよ。会うのやめたい？」と返事。
この返事も、決断は人任せで遊んでいる男だと勘違いしてしまう旭。

自分たちはセフ〇どころかオナ〇ーを見せる友達、性的な需要と供給が成立しているだけで、仕事への価値観も違う、木更津は29歳で旭はアラフォー迫るバツイチ、考えると「そんな二人が一緒にいる意味ある？」となり、ヤキモチをやいてしまう。

 

デスクに戻って仕事しようと思い、「もう会うのやめ……」と入力しかける旭だった。

木更津くんの××が見たい12話を無料で読む方法とは？

木更津くんの××が見たい12話の感想＆次回13話の考察予想

やっぱり金沢の存在、木更津と旭の間に入り込んできました。
旭が考えていた「平成生まれの二人と昭和生まれの私…」というのはもちろんですが、仕事へのスタンスが真逆なのも読者としては引っかかりました。

木更津が言っていた「オレも組織苦手だしだから今の事務所にいる」「人生かけてまで仕事して1番目指すより自分にしかできんことしたいから」って旭の生き方を暗に否定していますよね。

 

金沢が旭に1番をめざしているかを聞いた時の答えを聞きながら、「人生かけてまで仕事して1番目指すより」って言っちゃうあたり、旭の人生全否定……。
恋愛関係じゃないとは言え、この言葉を旭が聞いていて相当落ち込んでいるのがわかります。

その点、竜男はきっぱりしています。

 

竜男は「1番獲ったら気持ちいいだろ」と断言し、迷いはない感じ。
旭も竜男と話をしてすっきりした様子でした。

木更津のメールの文章も優しいんだか、優柔不断なんだかわからなくて、面倒くさい！！

 

お互いに恋愛上手と思っている2人。
彼女ができたら「会うのやめていいからね」の旭のメールに逆に「会うのやめたい？」と木更津が返信していて、結論は相手にまかせるのはズルい男、遊んでる男の常套文句と怒っています。

最後は別れのメールっぽくもありますし、亀裂が入りそう……？

まとめ

今回は漫画『木更津くんの××が見たい』12話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。