ケダモノ王子と秘蜜の情事 ネタバレ8巻21話～23話｜漫画｜陽がずっと抱えていた想い、近づく新たな危機

紫月は陽に優しくされたことを思い出して浮足立ちながら家を出ると待ち伏せしていた雅に捕まり、一緒に登校しました。

突然嫁になるよう言われた紫月は、陽が好きだからその命令は聞き入れられないと拒絶します。

学校に着いて言い争う二人を見た瑞と陽が止めに来ました。

陽を見て顔を赤くした紫月を見た雅は、彼が何かをしたのかと疑って追及します。

紫月が困っているのを見た陽は雅に注意しますが、人間に惚れているのかと雅はからかいました。

この世で必要なのは力だと言う雅に陽は間違っていると反論して、言い争う二人を瑞が止めます。

優先すべきなのは自分を保護することであると瑞の主張を聞いた紫月は初めて自分に危機が迫っていることを知らされました。

ケダモノ王子と秘蜜の情事8巻21話~23話のネタバレ込みあらすじ

陽の涙に紫月は

千鶴は自分のひいおばあちゃんであると告白した紫月に陽は知っていたと応えます。
彼女と千鶴はあまりにも似ていたため気づいていたと陽は語りながら、千鶴との思い出を振り返りました。

狼として千鶴に発情して彼女から否定されたのを思い出した陽はどうして自分が狼に生まれたのだろうと涙を流します。

彼の涙と想いを知った紫月は陽を抱きしめました。

これ以上紫月を傷つけたくないし、壊したくないと思った陽は離してほしいと頼みます。
紫月はそれを拒否して狼とか人間とか関係なく陽が好きであると告白しました。

紫月の想いを知った陽、陽の抱えていた想いを知った紫月は互いに涙を流しながら口づけを交わします。

一方自宅に帰った雅は父親と対面して傷だらけになっていることから何か問題につっこんでいるのかと指摘されました。
跡取りとしてのふるまいを注意された雅は口答えします。

そして強い女である花嫁が見つかったと雅は微笑みました。

一方仲間の元に戻った銀太は伝説の女の子を見つけたことを報告し、逆転できる機会が残っていると微笑みます。

雅からの求婚、拒絶する紫月

翌日、陽からキスをされたり抱きしめられたことを思い出した紫月は顔が真っ赤になりどんな顔して会えばいいのかと戸惑いました。

外に出た紫月は門の前に雅がいて一方的に学校まで一緒に車に乗るよう言われます。

傷だらけの雅を見た紫月は勝手にいなくなったことを怒っているのだろうかと表情を伺いました。
雅は紫月の腕にあざがあることに気づいて、敵の狼に何かをされたのではないかとあれこれと確認します。

もう二度とほかの男に触らせないと言う雅に紫月は陽が来てくれたことが心の支えになっているから大丈夫と返しました。

紫月を強いと微笑んだ雅は誕生日まで家に来て自分の嫁になるよう命令します。

突然のことに紫月は陽が好きだからその命令は聞けないと拒絶しました。
学校に着いた紫月は雅のファンたちに囲まれます。

雅と陽の口論

雅は紫月との関係を見せつけてけん制しましたが、紫月は自分の立ち位置が悪くなると歯向かいました。
瑞と陽が二人の喧嘩を止めに来た際、紫月は陽を見て顔を赤くします。

紫月の様子から雅は陽が何かをしたのかと疑いました。
自分の追及を注意してきた陽に雅は本気になったのかと笑い、生きる上で必要なのは力であると主張します。

陽は雅に誰かを真剣に想ったことがないからそんな間違ったことが言えると反論しました。
二人の言い争いを止めた瑞は危機が迫りつつある紫月を守ることを第一に考えるべきだと注意します。