叶わない魔女の願い ネタバレ12話！ハデスレイン家の悪夢とは？信じてくれる人の力になると決めるカイデル

漫画「叶わない魔女の願い」は原作・漫画Haecheong先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「叶わない魔女の願い」12話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました。

 

幼少の頃のカイデルはハデスレイン伯爵夫人に引き取られ裕福な暮らしをしていましたが、夫人が一度も会いに来てくれないのは自分が不要な人間だからだと思います。
いつか自分も殺されるのではないかと心配になり、地下室の宝石を持って逃げようと決めました。

 

地下室で恐ろしいものを見て逃げ出したところでハデスレイン伯爵婦人に会ってしまいます。

≫≫前話「叶わない魔女の願い」11話はこちら

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カイデルの勘違いだった？

ハデスレイン伯爵夫人に地下室に行ったことがバレてしまいました。

怯えるカイデルに伯爵夫人は優しく話し掛けます。

 

2人で地下室へ行くと何もありません。

部屋でハデスレイン家の噂について語られました。

 

全て自分の勘違いだったとわかったカイデルは恥ずかしくなります。

伯爵夫人はそんなカイデルを優しく抱きしめると、久しぶりに人の温かさを感じました。

 

このことを思い出し、自分を信頼してくれる人の力になりたいと思うカイデルはエレノアを信じることにします。

朝になりエレノアの様子を見に行くカイデルですが・・・。

叶わない魔女の願い12話のネタバレ込みあらすじ

ハデスレイン家の悪夢とは

ハデスレインの屋敷で火元不明の火事が起こり、伯爵一家と使用人が全員死亡したことが「ハデスレイン家の悪夢」と言われるようになりました。

生き残ったのはテーセル伯爵夫人のみです。

 

今でも火事の原因や犯人はわかりません。

時間の経過によってこの事件が噂されることはなくなっていきました。

 

その頃、ハデスレイン家で伯爵の財産や爵位が誰のものになるのかということが再度注目されることになります。

貴族は相続者が男性でない場合は財産と爵位は国に返還しないといけません。

 

ところが全てのハデスレイン家のものはテーセル伯爵夫人のものになりました。

これは前例がないことです。

 

ハデスレイン家の悪夢は財産や爵位を自分のものにするために伯爵夫人が起こした事件だと人々が噂するようになりました。

カイデルが地下室で見た人型は・・・？

ハデスレイン伯爵夫人に会ってしまったカイデル。

まだ地下室に行ったことは知らないはずなので落ち着こうとします。

 

すると伯爵夫人は、地下室に落ちていたとカイデルが持っていたロウソクを渡そうとしました。

カイデルはブルブルと震えます。

 

伯爵夫人は、カイデルに眠くないのかと尋ねました。

驚きながら伯爵夫人を見つめるカイデル。

 

久しぶりに会話をしようと伯爵夫人が誘います。

カイデルは、伯爵様が自分を殺すんじゃないかと聞きました。

 

なぜそう思うのか尋ねる伯爵夫人。

火種を覚えていない不必要な人間で、地下室にも行ってしまい人型のようなものを見てしまったと正直に話すカイデルです。

 

伯爵夫人とカイデルは地下室へ行きます。

カイデルが見た人型はただの石像でした。

 

勘違いしていたことを恥ずかしく思うカイデル。

伯爵夫人は、他の場所も自由に見て良いと言います。

 

真っ暗で埃の匂いがする地下室は幽霊も宝石もありませんでした。

カイデルが何で、と聞こうとすると、伯爵夫人は寒いでのカイデルに上着を羽織らせ、自分の部屋で話すことにします。

 

噂で聞いていた伯爵夫人とは違うので戸惑うカイデルです。

地下室を立ち入り禁止にした理由とカイデルを引き取った理由

伯爵夫人の部屋に行くと、地下を立ち入り禁止にしていた理由を教えてくれました。

 

伯爵夫人はシャツのボタンを外し、お腹の傷跡を見せます。

これは事件が起きた日に犯人が地下室で付けた傷です。

 

前髪で隠れた右目にも傷が入っています。

地下室は事件の痛みを思い出すので使うのをやめたのです。

 

でもカイデルを引き取ってからは過去にとらわれず前を向いて行こうと思ったので地下室の鍵を開けていました。

カイデルが思違いをしていたのは石像だけではなかったのです。

 

皆が噂していることをカイデルが尋ねると、伯爵夫人は説明してくれました。

陛下が伯爵夫人の過去の手柄を認めてくれたので爵位と財産を貰い受けたのです。

 

カイデルを引き取ったのは、前例のない相続から周りの目を意識し男の相続者が欲しかったからでした。

ハデスレイン家の悪夢とカイデルの故郷の事件が似ていたことを知ったタイミングでカイデルを見つけたと話します。

 

伯爵夫人が探していた全ての条件をカイデルが持っていました。

他に聞きたいことはないかと伯爵夫人が尋ねます。

 

カイデルは何もないと言いながら恥ずかしさで顔を上げることができません。

顔を上げるよう伯爵夫人が言います。

 

そして爵位と財産を守り、事件を起こした犯人を見つけるためにカイデルが必要だと伝えました。

カイデルが火種探しに協力してくれればカイデルに富も名誉も授けると約束します。

 

更に孤児院でカイデルをいじめていた奴に後悔させてやると笑いながら話しました。

泣きながら勘違いしていたことを謝るカイデル。

 

伯爵夫人は忙しくてちゃんと説明できていなかったことを謝り、泣きたいだけ泣いて良いと言います。

こういうことに慣れていないのでどうすれば良いのか伯爵夫人はわかりません。

 

胸を貸すことぐらいはできると言うと、カイデルは自分の涙で汚れてしまうことを気にします。

伯爵夫人は気にするなと答えました。

 

カイデルは伯爵夫人の胸の中でギュッとすると、緊張はなくなりましたが涙は止まりません。

なだめてくれる伯爵夫人の腕に人の優しい温かさを久しぶりに感じるカイデル。

 

翌日、屋敷では大掃除です。

埃を取り、古い物を整理し、開け放った地下室を眺める伯爵夫人は涙を流します。

 

その様子を見つめるカイデル。

同じ間違いをしてはいけないと心にします。

 

信頼してくれる人がいるのは幸せなことです。

その人の力になりたいということを思い出すカイデルはエレノアを信じることにしました。

 

野宿をした翌朝、そんな思いを胸にエレノアを起こそうとすると様子が変です。

叶わない魔女の願い12話の感想と次回13話の展開を考察予想！

ハデスレイン家の悪夢の真相がわかりました。

地下室の人型は石像でしたが、暗闇で見てしかも子供なら勘違いしてしまいますよね。

 

そして思い違いをしていたのは石像のことだけではなくて良かったですね。

伯爵夫人は優しい人で、カイデルを信じてくれていました。

 

そのことを思い出したカイデルはエレノアを信じながら朝を迎えますがエレノアの様子がおかしいです。

怪我のせいで熱が出てしまったのでしょうか？

 

カイデルは体調の悪いエレノアをどうやって村に連れて行くのか、緊張の次回です。

まとめ

今回は漫画『叶わない魔女の願い』12話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

ハデスレイン家の悪夢の噂を間に受け、伯爵夫人を疑っていた自分を恥ずかしく思う幼少の頃のカイデル。

自分を信じる人の力になると決めたことを思い出し、エレノアを信じることにしました。

 

朝になり、エレノアを起こそうとすると真っ青な顔をしています。

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