海神の花嫁ネタバレ33話｜漫画｜稔は凪に大好きだよとラインした

小純月子先生の『海神の花嫁』33話についてネタバレ有りであらすじやお得に読める方法をご紹介します！

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塩町先生と一夜を過ごした稔は、そのまま自宅に戻ろうとしました。

すると、自宅の前にお義母さんがいたのです。

ビックリした稔に、お義母さんは心配したと話してきました。

 

まるで、塩町先生とのことを知っているかのような口ぶりです。

そしてお義母さんは、稔に包みを渡しました。

稔が、答えに困っていると、お義母さんが話します。

 

自分も以前、この薬をある人に使い、そして自由を手に入れたのだ・・・と話すのでした。

そして、稔はこの薬を誰に使うのか分かっている？と聞いて、その場を去っていきます。

自宅に戻った稔は、お義母さんから渡された包みを見てみました。

渡されただけで、稔のこの包みが何なのか分かりません。

でも塩町先生に言われた通り、お義母さんから貰った睡眠薬は危険なものだったのです。

それを思うと、この包みも危険な物である気がしてならないのでした。

 

稔が、お義母さんに恐怖を覚えていると、そこに凪からメッセージが入ってきたのです。

昨日、稔が死にたいと凪に電話したので、凪が心配していたのでした。

塩町先生から、稔は大丈夫だと凪に伝えてもらってはいたのですが、稔からはまだ返事をしていなかったのです。

 

稔は、凪に心配をかけたことを謝罪して、凪のことを大好きだとメッセージを送りました。

すると凪からも大好きだと返事が返ってきます。

稔は、凪の為にも自分がケジメをつけなくてはと思い、朝和ともっとちゃんと話すべきだと思いました。

その夜、朝和が出張から帰ってきたのです。

稔が書斎のドアをノックしましたが、返事がありません。

書斎のドアをそっと開けてみると、朝和が椅子に座ったまま眠っていたのです。

稔は、朝和が疲れているのだなと思い寝顔を見ていました。

すると、朝和は凪・・・とつぶやいているのです。

 

稔は動揺しました。

その時、朝和が目を覚ましたのです。

そして、稔が勝手に書斎に入ったことに激怒し、稔を追い出してしまいました。

 

稔は、もう話もできないのか・・・とさらに落ち込んだのです。

実は朝和は、高良の当主である祖父と話をしていました。

後継者争いで、祖父の立場が悪くなっていたのです。

 

祖父は、そのことを危惧していました。

そして、朝和に自分の味方になるように要請したのです。

その条件として、朝和を次の当主候補にすると話しました。

 

その為に、稔に子供を産むように命令します。

朝和はその命令には、返事をしませんでしたが、稔のことを考えていました。

実は、朝和はわざと稔を遠ざけているのです。

 

稔が自分のように高良の道具になって欲しくなかったからでした。

もし、稔が出産したら、それこそ稔とその子供は高良に縛り付けられてしまいます。

朝和は、稔にそんな思いをさせたくないのでした。

 

そして稔は、そんな朝和の思いを知らないのです。

数日後、稔は高良家の雑用をこなしていました。

でもどうしても親族と打ち解けることができず、うまくいかないのです。

 

それに、あれから朝和は自宅に帰ってきていないのでした。

稔は、朝和と話をするのは本当に無理なのかも・・・と諦めかけています。

いっそ、塩町先生と島を出ようかとも思ってしまいました。

 

でもその後はどうなるのか考えます。

それに、自分だけ幸せになるなんて、許されないと思いました。

今度こそ、凪の幸せを考えたかったのです。

 

その時、稔はふと前を見ました。

すると、お義母さんが稔を見て笑っていたのです。

稔はドキっとしました。

 

まるで見張られているかのような感覚です。

稔は、お腹が痛くなりました。

実はここ数日、ずっと体調が悪いのです。

 

ストレスかなと稔は思っていましたが、ふとある事実に気が付きました。

生理がきていないのです。

稔は、まさか・・・と思いました。