影の皇妃 ネタバレ50話｜ピッコマ漫画｜大公家に届いた絵！リアブリックの反応は？

たくさんの絵を送りつけられた大公家

大公家には、エレナが買い付けた絵がたくさん届いていました。

エレナからリアブリックに送った手紙も絵と一緒に届いています。

エレナが楽しみにしていたリアブリックの反応とは…？

影の皇妃50話のネタバレ込みあらすじ

苛立つリアブリック

大公家では、たくさんの絵を前にリアブリックが立ち尽くしていました。

エレナから来た手紙を読み返します。

近いうちに絵の価値が上昇するから代金を支払ってほしいという要望です。

笑っちゃうと吐き捨て、リアブリックは手紙をぐしゃりと握りつぶしました。

今回のような支出を増やされ続けたら後々面倒なことになると思い、リアブリックは唇を噛みます。

学術院という閉鎖的な空間にいる今は抑え込む必要はありません。

しかし、卒業となれば話はまた別です。

好き勝手やられたら抑え込むのは簡単ではないでしょう。

そうなる前に対策を立てなければとリアブリックは考えました。

エレナだけではなく貴族ら全員を制することのできる対策を用意しなければいけません。

さらに言えば、皇帝も抑え込める対策が必要でした。

リアブリックはまず、美術鑑定士を呼びつけます。

数名の鑑定士が、公爵邸に保管されている絵を丁寧に鑑定していきます。

どうです？とリアブリックは尋ねました。

鑑定士は、どれも優れた作品ばかりだと感心した様子で答えます。

無名の作家たちではありますが、画風や技法、それに表現力は非の打ち所がないと手放しで褒め称えました。

少々高額で買い取った気はするものの、時間が経てば買取額以上に価値が上昇するでしょうと鑑定士は請け合います。

本当かとリアブリックは信じられない気持ちで聞き返しました。

鑑定士は頷き、初めて買い取ったとは到底思えないと答えました。

公女殿下は芸術的な面で並外れた見識をお持ちだという言葉を、リアブリックは内心鼻で笑います。

あれでも役に立つことがあるのかと思ったのでした。

女神ガイアが救いの手でも差し伸べたのだろうかと考えます。

しばらくは様子見でよさそうだとリアブリックは思いました。

鑑定の結果に頷き、機会があればまたお呼びすると伝えて鑑定士を帰します。

本当に才能があるのならベロニカ公女の評判も上がるはずだとリアブリックは考えました。

もしもまぐれなら売買を禁止すればいいだけの話です。

テーブルの上にある手紙に目を落としました。

そこにはエレナの行動報告が記載されています。

リアブリックはニヤリと笑いました。

エレナは自分の掌中なのだと自分に言い聞かせます。

アトリエで皇太子と再び

エレナはルシアの姿でアトリエにやってきました。

しかし、ラファエルは不在のようです。

急ぎじゃないので、お茶でも飲んで待っていようとエレナは思いました。

お湯を沸かしながら、どうにかしてラファエルの力になりたいのに難しいと考えます。

早くスランプを乗り越えて大成してほしいと願っていました。

エレナの計画成功のためにはラファエルの大成が必要不可欠だからです。

扉が開く音がしてラファエルが帰ってきたと思い、先輩！とエレナは呼びかけました。

どこに行っていたのかと聞こうとしてハッとします。

そこにいたのはラファエルではなく皇太子でした。

皇太子はエレナの姿を見ると、ゆっくりと歩み寄り、ここによく来るようだなと話しかけます。

ラファエル先輩に絵を教わっているのだとエレナは答えました。

エレナは迷ったものの、セシリアなら来ていないと皇太子に伝えます。

しかし皇太子は首を傾げました。

セシリアに会いに来たのではないと答えます。

皇太子が会いに来たのはエレナだということですが…！？

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