影の皇妃 ネタバレ49話｜ピッコマ漫画｜エレナがラファエルにお願いしたこととは？

エレナが思いついたこと

ラファエルは、エレナが描いたイアンの絵をアトリエに飾っていました。

あの絵を見ると色々なことを考えさせられるのだと話します。

彼はさらに考えこみ、スランプに陥っているようでした。

彼の手助けになればという思いで描いた絵が彼の足を引っ張っているような気がして、エレナは悩みます。

そして、別の方法を思いつきました。

人に教えることで自分を見つめ直すという手段です。

影の皇妃49話のネタバレ込みあらすじ

人に教えることで何かのきっかけになるように

エレナの言葉に、ラファエルは驚きました。

絵を教わりたいという彼女の言葉をそのまま呟き、私に？と聞き返します。

先輩以外に誰がいるんだとエレナは答えましたが、ラファエルは当惑している様子でした。

考えてもみなかったので…と答えます。

無理に教えてくれとは言わないということをエレナは笑顔で伝えました。

先輩が絵を描いていて行き詰まった時なんかに少し教わる程度で構わないからと付け加えます。

ラファエルは困ったように顎に手を当てて悩んでいました。

教えながら学ぶという言葉があります。

人に物事を教えていると、自分に足りない部分が見えてきます。

これを補う過程から、自らを見つめ直し成長できるのです。

人に教えることで、ラファエルに新たな発見をしてほしいとエレナは願っていました。

無理なお願いだっただろうかとエレナは尋ねます。

まさかとラファエルはすぐに答えました。

実は自分も思うところがあったのだと話します。

エレナには才能があるから自分よりも立派な画家になれるだろうと思っていたことを、ラファエルは打ち明けました。

褒め過ぎではないかとエレナは苦笑いを浮かべます。

しかしラファエルは本当にそう思っていると即答しました。

揺るぎないその姿勢に、エレナも言葉を呑み込みます。

それなら教えてくれるということで良いかとエレナは念を押しました。

後になって面倒だとか言い出すのはナシだと先に告げておきます。

ラファエルは、自分は結構スパルタなのでルシアさんこそ覚悟しておいてくださいと笑いかけました。

先輩も私のことを甘く見ないほうがいいとエレナは軽口を叩きます。

改めてよろしくということで、握手でもとエレナは手を差し伸べて笑顔を浮かべました。

ラファエルはハッとした様子で、自分の手をシャツでゴシゴシと吹いてから、エレナの手を握ります。

二人は固い握手を交わしました。

今回の人生でもあなたは私の先生だと、エレナは心の中でラファエルに語りかけます。

過去、彼の前で絵を描いていたのが遠い昔のようでした。

突然やってきた皇太子

さっそく今日から授業をお願いしても良いかと尋ね、エレナはラファエルを先生と呼びました。

快諾するラファエルの背後で、アトリエの扉が開きます。

ここで合っているのかという男性の声が聞こえました。

二人は驚いて振り返ります。

そこに立っていたのは皇太子でした。

皇太子がどうしてここに…とエレナは焦り、戸惑います。

二人は急いで皇太子に挨拶をしました。

また会ったなと皇太子はエレナに声を掛け、お目にかかれて光栄だとエレナは答えます。

皇太子は無言のまま、エレナをじっと見つめていました。

エレナは目を伏せたまま、冷や汗をかきつつ黙っています。

皇太子はパッとエレナから目を反らし、ラファエルに声を掛けました。

ラファエルもお目にかかれて光栄だと丁寧に挨拶をします。

セシリアに用があったのだがいないようだなと皇太子は呟きました。

皇后が皇太子を避けている…？と思い、エレナは困惑します。

自分は死ぬほど望んでも興味すら持ってもらえなかったのにと、嫉妬に近い感情を抱きました。

私も最後に会ったのは何日か前なのだとラファエルが慌てて答えます。

皇太子は、セシリアがラファエルのことを、時代を代表する画家になるはずだといつも褒めていたと伝えましたがラファエルは浮かない表情で…！？

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