沖田×華(ばっか)先生の漫画「不浄を拭うひと」9話を読んだので、今回は9話のネタバレと感想をご紹介します。
山田さんは、久しぶりに元先輩の長井さんともんじゃ焼きを食べに行くことになりました。
長井さんとは特殊清掃の仕事を始めたばかりの頃に、ペアを組んでいた仲です。山田さんがこれまで特殊清掃の仕事を続けてこられたのは、長井さんが教えてくれた言葉のおかげでした。
現在は、自分で特殊清掃の会社を立ち上げた長井さん。山田さん秘伝の消臭剤の作り方を教えて欲しいと相談してきました。
恩人といえ同じ業界にいる以上、ライバル同士なのです。水面下の取引をかわさないと生き残っていけないのだと思った山田さんなのでした。
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Contents
不浄を拭うひと【9話】の考察予想
不浄を拭うひと【9話】の考察予想や、見どころについてと後半はネタバレ確定がありますのでネタバレが知りたい方はこちらをクリックして飛ばしてくださいね。
山田さんが特殊清掃の仕事をしていて気がついたこと
それは、遺品整理や特殊清掃の現場に立ち会う身内の人たちの反応です。
孤独死する人は、もともと家族とは疎遠になっているせいか、身内はあまり悲しみません。
あっけらかんとしているタイプか、イヤな仕事を押しつけられたと不機嫌になるタイプ、だいたいこの二つに分かれます。
今回のお話で、遺品整理の仕事を依頼してきた亡くなった夫婦の息子さんは、後者の不機嫌になるタイプで、明らかに両親のことを嫌っていた様子でした。
遺品整理を頼んできた息子さんの想い
遺品の整理をしながら息子さんは、両親が死んだことに実感がわかないと言いました。
そして、誰に聞かせるでもなく、独り言のように話し出しました。
お母さんは昔からメンヘラで、息子さんが子供の頃から気に入らないことがあると「死ね」とすぐに言ってきたそうです。
学校にも友だちの親にもヒステリーを起こして、今でいうモンペ(モンスターペアレント)で、肩身の狭い思いをしてきました。
お父さんは、空気みたいなものでした。
早くに家を出て就職したけれど、そこでもお母さんがトラブルを起こして、会社も辞めるしかなかったそうです。
彼女ができてもお母さんのせいですぐに別れるしかなく、結婚もできませんでした。
亡くなる前の日、お母さんといつものように言い合いをして、そんなに生きたくないならさっさと死んでくれと言ってしまいました。
すると、お母さんは、ごめんねと言って電話を切りました。
今までは泣き叫ぶばかりで話にもならなかったのが、初めて謝ってきたのです。
虫の知らせを感じた息子さんは、次の日、久しぶりに実家に帰りました。
そして、両親が首をつっているところを見てしまったのでした。
ショックよりも泣くよりも、やっと終わったという気持ちだったと息子さんは言います。
両親が亡くなって良かったとは言えません。
山田さんは、ただ相づちを打つしかありませんでした。
仕事を終えて車から息子さんを見る山田さんの想い
この家は取り壊されて更地になるそうです。
息子さんは、門の外からずっと家を眺めていました。
自分が生まれ育った家で両親が同時に亡くなるなんて、いったいどんな思いで見つめているのだろうと山田さんは思いました。
母親にずっと支配されてきた人生から抜け出して、新しい人間になって、本当の自分の人生をもう一度取り戻していって欲しい、なぜなら、人は生きている限りやり直すことができるから・・・と思う山田さんなのでした。
不浄を拭うひと【9話】ネタバレあらすじ
山田さんは、特殊清掃の仕事をしています。
たまに、死んだ人の匂いって例えるとなに?と聞かれることがあります。
例えていうなら、肉が腐ったというよりも海産物が腐ったような匂いに近いです。
そして、女性よりも男性の方が圧倒的に臭く、太っている人の方が臭いです。
また、病死の場合はさらに匂いもひどくなります。
まれにですが、匂いのしない死後すぐの現場に行くこともあります。
今回は、そんな現場のお話です。
電話で依頼を受けた山田さん。
電話先の人は異常なほど元気がなく、小声で早口で話すので、なかなか聞き取れません。
何度か聞き直して、ようやく申込みを受付けました。
依頼主はDさんという男性。
1Kのアパートの清掃依頼で、日時も指定がありました。
電話を切った山田さんは、体調でも悪いのではないかと心配します。
数日後、山田さんは、依頼を受けたアパートへ向かいました。
すると、現場にはパトカーが止まっていてアパートの周りには、立入禁止のテープが張られています。
山田さんがアパートに近づくと、1人の警察官が寄って来ました。
ここの住人に頼まれていて清掃に入りたいと山田さんが言うと、警察官は何号室かと尋ねてきました。
102号室のDさんから依頼を受けたと山田さんが伝えると、警察官はその部屋の中で人が倒れていて、亡くなったらしいと言うのです。
今は検視中なので待っていて欲しいとも言われました。
暫く待っていて分かったのですが、なんと、亡くなって搬送されたのは依頼主のDさん本人だったのです!
先程の警察官がDさんの携帯を調べたところ、山田さんの会社へ掛けた履歴があったそうです。
後の清掃は任せたと言うと、警察官たちは帰って行きました。
依頼主のDさんは、自殺したということでした。
部屋は片付いていて、荷物もわずかしかありませんでした。
汚物を最小限にするためか、わざわざオムツまではいて、レジャーシートを何枚も重ねた上で絶命していたそうです。
おそらく通報も自分でしたのでしょう。
自分の死後の清掃を事前に山田さんに依頼していたのでした。
もう一つ印象に残った依頼があります。
ご両親の遺品回収を依頼してきたのは、息子さんでした。
指定された住所に向かうと、とても大きな一軒家がありました。
夫婦二人で住むには広すぎるほどの豪邸です。
この家には、70代の夫婦が二人で暮らしていました。
掃除も行き届いていて、綺麗になっていましたが、二階へ上がる階段の途中に紐が2本ぶら下がっています。
奥さんは長く精神を患っていて、それを不憫に思った旦那さんが、奥さんと心中したということでした。
発見・通報したのは、近くに住んでいる40代の息子さん。
死後半日で発見されたため汚染はありませんでしたが、家の物はすべて処分を希望していました。
リビングにあるタンスも絵も台所の物も、すべて処分して欲しいと息子さんは言います。
中にはハイブランドの未使用品の物もあり、何度か専門業者で売ることもできると伝えたのですが、死んだ人の持っていた物なんて気持ち悪いからと、すべて拒否されてしまいました。
不浄を拭うひと9話を無料で読む方法とは?
不浄を拭うひと分冊版9話では自殺された人たちと残された人がテーマのお話でした。
ネタバレを文章で読めたけど、やっぱり漫画ならではの絵があったほうがいいな…
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不浄を拭うひと9話の感想&次回10話の考察予想
今回もなかなかダークなお話でしたね。
特殊清掃の依頼が入る部屋で亡くなった人には、それぞれどんな想いがあったのでしょうか。
毎回、考えさせられます・・・。
その中でも希望やユーモアを忘れずに仕事に取り組んでいる山田さんはすごいですね!
普段は知ることのない特殊清掃の実態と、死について考えるきっかけがある「不浄を拭うひと」。
次回はどんなお話なのか、続きが気になります!
まとめ
今回は漫画『不浄を拭うひと』9話のネタバレと感想をご紹介しました。
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