ネタバレ18話｜悪女はマリオネットあらすじ＆感想｜漫画｜夫人に手紙を宛てたカエナは図書館の帰りに小説でのかつての夫に出会い・・・？！

漫画「悪女はマリオネット」は原作Manggle先生、漫画hanirim先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「悪女はマリオネット」18話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました！

 

≫≫前話「悪女はマリオネット」17話はこちら

 

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そして手紙を書いた後に向かった場所での帰りに、ある人物に声を掛けられます。

青ざめた顔で振り返ったカエナが見た人物とは・・・？！

悪女はマリオネット18話のネタバレ込みあらすじ

最後のお母さん

筆を持ったカエナはさらさらと書きだしました。

親愛なるイェレヴァン夫人。

お元気ですか？別れてから10年という月日が流れ、毎年こと季節には夫人と過ごした幼い頃を思い出します。

 

お菓子作りをした時間。

パイを焼いていたはずなのになぜかキッチンに火がついていました。

 

粉まみれになった記憶もあります。

夫人はいつも咎める事無く優しさで私を包み込んでくれました。

最近またお菓子を焼いているのですが、夫人の事をいつも思います。

 

みんな美味しいと褒めてくれるんですよ。

夫人のおかげです。

 

イェレヴァン夫人、私はもうすぐ正式に成年を迎えます。

謹慎が解かれたと言って必ずしも宮殿に戻る必要はありません。

 

恋しさは募りますが、夫人の選択を尊重します。

 

でも、たまにでいいので幼い頃のようにまた一緒にお菓子を作れたらと思う事を書き終えました。

最後に、会いたいです私の最後のお母さん。

 

そう記すと手紙に口づけを落とすのです。

 

書いた手紙を封筒に入れながら、誰かを懐かしむ気持ちになるのはいつぶりだろうかと考えるカエナ。

夫人に気持ちが伝わるといいなと願って・・・。

 

それから残る予定はあと1件ねとベラに言うとお供しますと元気に返事がきました。

これから大事な道しるべになる場所よ、と言ってふっと笑うのです。

鳥籠の中で願う未来

予想と違ったベラは言います。

その大事な道しるべになる場所は・・・皇立図書館だったんですか？

しかも重要な調べ物でもなく帝国旅行記を読むなんて・・・と少し呆れた気持ちが顔に出ないように抑えました。

 

本を広げて楽し気に読むカエナは、何か問題でも？と聞きます。

 

呑気に感じるベラはヤキモキして、一秒も無駄にはできないときなのだと言うのです。

貴族たちへのあいさつ回りや色々とすることはありますと。

 

変わらずカエナは微笑んで焦らないと繰り返します。

でも・・・とベラの言葉を遮るカエナは、確かにと同意しました。

 

今は権利の引継ぎ期間であるから、社交界は私の行動一つ一つに神経をとがらせているはず。

何のために図書館に？女官任命に関する調べもの？

 

しかしずっとエルダイム各地の旅行記を読んでいるなんて、皇女らしいと思わない？

それが私の狙い。

 

話しながらパラパラと本のページをめくっていきます。

 

私に注がれた視線を分散させるのが目的なの。

私を甘く見てくれるほどやりやすくなる。

 

カエナの目的を聞いたベラは一理ある！とすごい！と感動しました。

 

警戒はされないに越したことはないとカエナは涼しい顔で答えます。

しかし、心の中では理由はそれだけではないと呟いて・・・。

 

宮殿を出て暮らす場所を探すため。

 

皇帝陛下が生きている間に私が相続してもらえる場所を決めておかないと・・・と考えつつエルダイムの地図のページに視線を落とします。

 

元々もらう予定の土地はほとんどが帝国の東部。

 

東部にはエバンス一族がいるためダメ。

西部はラファエロがいるから気まずいと思われる可能性もあるからここもダメ。

 

首都から離れていて有力貴族も気にしなくていい場所・・・。

夫がいるフリをして生活するには、完全に私がコントロールできる場所でなくては。

 

丈夫で清潔な邸宅、香辛料や野菜を何種類か育てられる程度の小さな庭。

少し歩けば海が湖が見える穏やかで静かな場所。

 

カエナの考える希望の場所を想像します。

 

早く自由になりたい。

牢獄のような宮殿から出たい。

本を握りしめるカエナは強く静かに思うのでした。

やって来る過去の運命

ふと、出入り口がざわついている事に気づきます。

数人の図書館利用者がカエナを一目見ようとしていたのです。

 

そんな様子に苦笑いするカエナは、意図した事ではあるけど・・・と言葉を濁して本を借りて帰ります。

 

外を歩くカエナは天気のいい事に気持ちが明るくなりました。

こういう穏やかな日々が続けばいいのに。と柔らかな表情で呟くカエナ。

 

イェレヴァン夫人が戻って来て昔のように過ごせたら・・・そうしたら宮殿にもう少しいてもいいかな。

 

と考えてしまうカエナは微笑みます。

 

私の人生でこんな穏やかな時間があったかしら・・・と吹いてくる風に髪をなびかせるのです。

 

殿下！

そう背後から呼ぶ声にピタッとカエナの動きは止まります。

 

まるで誰かが囁いているよう・・・

 

皇女殿下、ご無沙汰しておりますとカエナに近づいてくる足音と声。

いかがお過ごしでしたか？と振り返ったカエナはビクッとして固まりました。

 

どれだけもがいても運命からは逃れられないのだと

 

私は殿下に会いたくて眠れぬ日々を過ごしていました！とニヤリと笑う人物・・・。

暴力の末に私を殺した小説での夫、ヘンバートン・ギリアン

彼を見たカエナは目を見開いて青ざめるのでした。

悪女はマリオネット18話の感想と次回19話の展開を考察予想！

手紙を書くカエナの表情は本当のお母さんに書いているかのようでした。

今となってはとても大事にしていた思い出なのだと感じますね。

 

イェレヴァン夫人が戻ってきたらカエナの宮殿での過ごし方も、また変わってくるのでしょうか？

 

さて、自由に恋焦がれるカエナの元にとんでもない災いの元凶がやってきましたね。

なぜ来たんだ！と思わず声がもれてしまいました。

 

現時点では起こっていないにしても、過去にカエナを殺害した人物が来るなんて・・・レイジェフ首を斬るのよ！と代わりに叫びたいです。

あ、弟謹慎中でした。

 

ギリアン卿の言葉はカエナへの執着心が見えますね。

カエナも激しく動揺してますし、次回がとても心配です。

ベラが間に入ってくれるのを願います！

まとめ

今回は漫画『悪女はマリオネット』18話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

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