ネタバレ10話｜悪女はマリオネットあらすじ＆感想｜漫画｜レイジェフの拠り所となったカエナ、そしてイェレヴァン夫人の名前にカエナ表情が変わって？！

漫画「悪女はマリオネット」は原作Manggle先生、漫画hanirim先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「悪女はマリオネット」10話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました！

 

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人形ではない姉、母代わりの夫人

カエナの火傷部分の包帯を巻きなおすレイジェフ。

その様子を見つめ続けたカエナは、レイジェフに改めて対して愛情を注ぐことを思います。

 

そんなカエナのぬくもりでレイジェフが今まで思っていたカエナへの感情は愛あるものへと変わっていくのです。

その様子をよく思わない者も現れて・・・？

 

さらにカエナと皇帝陛下との会話の中である人物の名前が出てきます。

幼い頃よりカエナが慕った、母代わりだったという世話係・イェレヴァン。

 

その名前にカエナの表情が変わるのです。

悪女はマリオネット10話のネタバレ込みあらすじ

僕の安らぎの場所

家族だからと思い入れはない。そう語るカエナ。

生まれ変わる前は皇帝から邪険にされ、弟には利用され捨てられたから。

 

カエナの火傷した患部に包帯を巻きなおすレイジェフ。

その様子を見つめるカエナは考え続けました。

 

それでも自身の弟で、このような性格になったのは環境が影響しているはず。

幼少より皇子としての生き方を強要され褒められる事なく育ったレイジェフ。

 

頼る人もおらず宮殿の中という限られた環境で狡猾になっていった子・・・。

 

レイジェフに視線を向けるカエナ。

生い立ちについての陰口も言われ肩身の狭い思いもしてきただろう。

 

今からでも愛情を注げば変わるはず。

 

考えたカエナは、作ったパイはどうだったかとレイジェフに聞きました。

とても美味しかったと答えるレイジェフ。続けてシェフが作ったのかと思った程だと言います。

 

笑うカエナはそんなに褒めなくてもまた作ってあげると、嬉しい気持ちを伝えました。

近くにいたメイドに中庭で一緒に食べるから余ったパイを持って来てほしいと頼みます。

 

レイジェフの心のケアも皇女の役目の1つと考えるカエナは、レイジェフの頭を優しく撫でました。

あなたは良い子ね。

 

カエナの行動に目を輝かせるレイジェフ。

 

今まで皇族のためにあらゆる汚い事も厭わずにやってきたが褒められた事はなかった。

憎いハインリヒに制裁を加えたときも、努力し成し遂げたときも感じる事のなかった充足感。

 

レイジェフは微笑むカエナの手を取り、口づけを落とします。

 

他人だと思っていたカエナが安心感を与えてくれるとは・・・。

そう思うレイジェフはふっと笑うのです。

 

お姉様といると心が安らぎます。

 

レイジェフの言葉にふふっと笑うカエナは嬉しい事を言ってくれるわと言います。

 

僕の人形・・・いや、もう人形ではない。

優しくて美しい、宮殿で唯一の心の拠り所・・・。

 

レイジェフとカエナが出た後の回廊ではヒソヒソと話す声がします

こんな皇子殿下は初めて見た！、皇帝陛下も諦めた様子だったのに・・・と衛兵が言うのでした。

父に見せる娘の姿

2人の様子を訝し気に見つめる1人の人物・・・レイジェフの側近は眉を寄せているのです。

 

猛獣の調教師のごとくレイジェフを手懐けている・・・。

今までレイジェフに仕えてきたのは暴君とはいえ、ハインリヒよりは扱いやすかったから。

 

レイジェフにはこれからも傲慢に振る舞っていてほしいのだが・・・。

これからは皇女を注意深く見ておかないとな。

 

そう腹の内でカエナを警戒する事を決めました。

 

後日に皇帝陛下の寝室に謁見をしに来たカエナは、皇帝から怪我の具合を聞かれます。

ほとんど治ったと伝え、傷痕も残らないしレイジェフもこまめに状態を見てくれていると言うのです。

 

少し納得のいかない顔をする皇帝はベンゼマン家の一つや二つ潰すこともできたと言います。

 

ふふっと笑うカエナは目下の者の過ちも寛大な心で許す術を知らないと、と答えました。

しかし内心では、ベンゼマン家に罰を与えようと提案していたらやりすぎだと叱られていただろうと思います。

 

皇帝はその通りだと言うと侍女はただの世話係に見えるだろうが、前置きしてその者たちを管理できてこそ本物のリーダーになれると話すのです。

 

その言葉に対してルーデン侍従長のようにですね？と返しました。

笑う皇帝は確かに一番頼もしい執事だと言います。

 

執事は身に余るお言葉ですと謙遜しました。

 

カエナは改めて陛下の言葉を肝に銘じますと言うと新しい侍女を雇いたいと思っていたと伝えます。

 

どのみち侍女たちは全員入れ替える事になる、この段階から手の内を明かすと皇帝から牽制される・・・。

考えたカエナはにっこりと無邪気に笑うのです。

 

首都の流行に詳しい侍女がいればいいなと思って、流行おくれのドレスの処分も、ジュエリーも欲しいのに外出をしてないからよくわからなくてと話しました。

 

皇帝には純真無垢な少女の一面も見せておかなければ。

 

父親に可愛がられる娘・・・今はこのくらいのポジションを守った方がいいとはんだんするのです。

 

すると話題をかえる侍従長が成年式を目前に控えている事を言い出します。

結婚ももうすぐだが、シャペロン（付添人）がいないために心配も募る事でしょうと話しました。

母のような存在にまた・・・

シャペロン（付添人）・・・貴族の令嬢たちは結婚前に世話係のシャペロンから結婚について学ぶのです。

 

しかしカエナの世話係、クローレンス・イェレヴァンはレイジェフによって流配の刑に処されたためにカエナのシャペロンは不在でした。

 

侍従長の言葉に悩む皇帝は思います。

カエナの結婚の世話係がいないのは自身の無神経が過ぎた・・・と。

 

すぐにでも見つけるべきではないか？とカエナに言いました。

笑うカエナは私のシャペロンになりたい人はいるのかと答えます。

 

その言葉に黙る皇帝は思いました。

皇后の幼馴染だったクローレンスを追い出すことを同意はしたが・・・過去の選択が仇になるとは・・・。

 

悩み続ける皇帝は、皇女宮の侍女を総入れ替えというわけにはいかないが世話係を1人雇い入れるのはいいかもしれない。

クローレンス・イェレヴァンの謹慎を解除しよう。

 

皇帝陛下の言葉に顔を上げたカエナの表情は目に見えて明るくなります。

 

幼い頃のカエナの面倒を見てくれた優しい人・・・。

お母さんのような存在だった・・・。

 

夫人にまた会えるのか・・・そう思うカエナの瞳に温かさが帯びました。

皇帝陛下にお礼を言ったカエナは寝室の扉を開け出るのです。

 

するとハッと気づいて動きが止まります。

 

5回も面談を断ったのはひどいと思うけど・・・だからと言ってこんなに堂々と・・・！

そう思った視線の先にはラファエロ・キッドレーの姿があったのです。

 

カエナの姿を見るとそばに来て頭を下げます。

やっとお会いできて嬉しいですと。

 

私も嬉しいとありきたりな返事をするカエナは陛下への謁見に来たのか問いました。

 

否定するラファエロはカエナの手を取るとカエナ殿下にお会いしに来たと答えたのです。

悪女はマリオネット10話の感想と次回11話の展開を考察予想！

カエナから感じる家族の愛情でレイジェフは変わりましたね。

自身の寂しさを埋めていくカエナの存在は、とても純粋なレイジェフにとってかけがえのないものになった事は今後よい方向に向かってほしいです。

 

しかしここでまさかのレイジェフの側近が腹黒さを見せた事には少しばかり驚きでした。

もしかして前のカエナの死は彼が関わっていたり・・・？と考えてしまいます。

 

彼の考えからしてカエナが邪魔だと判断したらレイジェフを操作しそうですね。

読者側も注意深くみましょう。

 

さて、母代わりとカエナが言うほどなのでカエナの中ではとても大きな存在な事はわかります。

クローレンス夫人が宮殿に現れるときが来るのが楽しみです。

 

次回はラファエロが会いに来た理由が気になりますね！

待ち遠しいです！

まとめ

今回は漫画『悪女はマリオネッット』10話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

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