アデライド ネタバレ77話｜ピッコマ漫画｜悩むエリアス公爵！ルーカスの言葉がヒントに？

ルーカスの助け舟！

アデルやエドモンドから告げられた難題に、エリアス公爵は頭を抱えていました。

いったいどのようにして誠意を表せば良いのでしょうか。

執務室で青ざめている彼に声をかけたのはルーカスでした。

ユリアから聞いた話をエリアス公爵に伝えます。

アデライド77話のネタバレ込みあらすじ

悔い悩めるエリアス公爵

執務室の席に座るエリアス公爵はすっかり落ち込んでいました。

見かねたルーカスが声をかけます。

顔色が悪いどころか真っ青だったのです。

エリアス公爵はルーカスを見つめ、盛大にプロポーズがしたいがどうすればいいのだろうかと打ち明けました。

完璧な彼がプロポーズについて悩んでいたことに、ルーカスは衝撃を受けます。

実はそのことについて伝えたいことがあったのだとルーカスは告げ、エリアス公爵は驚いたように顔を上げました。

ユリアから聞いた話です。

先日ユリアがアデルに会ったときに、結婚するのを躊躇っていたとアデルから聞いたそうだとルーカスは話しました。

すべて自分が悪いのだとエリアス公爵は呟きます。

自分の感情と向き合わずにいたことを、エリアス公爵は反省していました。

アデルのことよりも、敵を排除することばかり考えてしまっていたのです。

アデルがここにきてから社交の場に出かけなかったのも、彼らの婚約について良くない噂が飛び交っていたからでした。

前に君が忠告してくれたことがあったねとエリアス公爵はルーカスに声をかけます。

自身の感情と正面から向き合う必要があるという彼の言葉を、エリアス公爵は呟きました。

あの時気付くべきだったと、落ち込みながら漏らします。

ルーカスは落ち込んでいるエリアス公爵を微笑ましい気持ちで見つめました。

心の中ではアデルに感服していたのです。

天下のエリアス公爵に弱音を吐かせるなんて、本当にすごい人だと考えていました。

ユリアの助言

ユリアはルーカスに、もしもエリアス公爵がプロポーズについて悩んでいたら、人々に語り継がれるようなプロポーズでないといけないと教えてあげてくれと話していました。

それを聞いたとき、ルーカスはきょとんとしたものです。

そこまでする必要があるかと聞き返すと、アデルが偽の聖女のような扱いを受けてもいいのかとユリアは反発しました。

もういろんな噂が飛び交ってしまっているのだとユリアは悲しげに訴えます。

あの手この手で聖女を排除した、結婚しても公爵はどうせすぐに別の女性を見つけるに決まっているという噂は序の口でした。

聖女が毒殺を考えるほど酷い人間なのではないかとまで囁かれているのです。

このまま二人が結婚してもきっと世間の目は冷たいだろうから、悪い噂を消すためにも国民全員が驚くようなプロポーズでなければいけないのだとユリアは力説しました。

これは一種の政治的策略だと説き伏せます。

そのユリアの言葉を、ルーカスはほぼそのまま受け売りでエリアス公爵に伝えました。

アデルも同じようなことを話していたとエリアス公爵は呟き、国民全員を感動させられるようなプロポーズとはいったい…と考え込みます。

ルーカスもその言葉に頷きました。

人に見せつけるためのプロポーズなんて難しいと答えたのです。

その言葉にエリアス公爵の手が止まりました。

見せつけるプロポーズという言葉を繰り返し、そうか！と叫びます。

見せつければいいのか！と叫んで、勢いよく席を立ちました。

おかげでいい案が浮かんだと叫び、ルーカスに満面の笑みでお礼を伝えます。

その勢いと笑顔にルーカスは驚き、動揺していました。

お役に立てて嬉しいと答える横で、エリアス公爵は自信を持って執務室を出ていきます。

エリアス公爵が向かった先は…！？

続きはピッコマで！