アデライド ネタバレ44話｜ピッコマ漫画｜ついに始まる聖女検証！パウロの話の反響は？

ルイはアデルを逆恨み！

聖女検証という、人々から自分が注目される晴れ舞台に一人で入場しなければならないことに、ルイは歯を食いしばりました。

アデルさえいなければ、フェリックスにエスコートしてもらうはずだったのにと思ったのです。

今日、聖女と認められれば聖女としての地位を確立できるので、ルイは自信満々でした。

今か今かとその瞬間を待ちます。

アデライド44話のネタバレ込みあらすじ

一人で入場したルイ

ついに聖女検証の日、入場するルイはノエルの言葉を思い出していました。

フェリックスにはエスコートするつもりはなく、検証を終えたら引越し先を探せという冷たい言葉です。

一人で入場したルイを、その場にいた人々は好奇心を込めた目で見つめました。

こんな日にエリアス公爵のエスコートがないだなんて、やっぱりあの噂は本当だったんじゃないか、閣下は婚約者といらしていると人々はヒソヒソと噂しています。

ルイは恥ずかしさと悔しさで顔を赤らめました。

こんな重要な行事に一人で来る羽目になるなんて、全部あの赤毛のせいだとアデルを逆恨みします。

でも屈辱を味わうのも今日で終わりだとルイは考え直しました。

やっと自分もこの帝国での地位、それも聖女という地位を手にすることができるとルイは思います。

派手に着飾ったルイを見て、ルトビッヒがこれ見よがしに呆れた声をあげました。

頭にバラなんかつけちゃって、聖女検証をいったい何だと思っているんだかとため息をつきます。

その後ろにはルーカスとアドリアンが立っていました。

エリアス公爵夫人を見てごらんよ…とルトビッヒは二人に声をかけます。

視線の先にはフェリックスと並んで座るアデルの姿がありました。

とても優雅で美しいとルトビッヒはアデルを褒めます。

アドリアンは咳払いをして、まだ公爵夫人ではないが殿下の仰る通りだと妹を褒めました。

嬉しそうなアドリアンの様子に、ルトビッヒも声を上げて笑います。

さすが伯爵令嬢だとルトビッヒは改めてアデルを褒めました。

聖女検証を受けに来たルイよりも雰囲気があるし、知的で落ち着いた服装です。

アデルのほうが聖女に相応しいとルトビッヒは呟きました。

パウロの話

一方ルイが立っている横にはパウロの姿がありました。

ルイは小声で、神のお告げについてまだ何も話していないことをパウロに確認します。

話し合いが必要だったため神殿の人間には話しましたが、皇室には重大な発表があるとしか伝えていないとパウロは答えました。

ルイは続けて、儀式の進め方を尋ねます。

皇帝が入ってきたら聖女検証のための祈りを捧げるので、その途中でお告げがあったと発表するとパウロはため息交じりに答えました。

後は前に話した通り進めようというパウロの言葉に、ルイはニヤッと笑います。

すべて順調だと思い満足したのでした。

今まで自分をバカにしてきた奴らの驚く顔を見るのが楽しみだとルイは思います。

聖女になれば公爵を婚約破棄させて、アデルを始末するだけで良いのです。

そこへ皇帝入場のアナウンスが響きました。

皇帝が席についたところで、何をもたもたしているんだとルトビッヒがパウロに声をかけます。

みんな楽しみにしているんだから早く検証を始めようと伝え、パウロは慌てて返事をしました。

パウロは咳払いをすると、ルイの登場について語り始めます。

長々とルイの奇跡のような登場や、別次元からやってきた存在であることを語るパウロの言葉を皇帝が遮りました。

前置きが長すぎると伝えて、早く検証を始めるよう命じます。

パウロはオロオロしながら慌てて謝罪しました。

そこで、実は数日前に信じられないことが起きたと口を開きます。

とうとう神のお告げについて語ったパウロにその場に居た人々の反応は…！？

続きはピッコマで！