アデライド ネタバレ30話｜ピッコマ漫画｜アデルはルイの荷物を移動させるよう命じる！

アデルがやりたかったこと

フェリックスからのお説教の予感を抱きながら、アデルはノエルの許可を得てやりたかったことを実行に移しました。

使用人たちに頼み、ルイの荷物をすべて離れに運んでもらったのです。

ルイが戻るのを待つつもりでしたが、誘拐までされたのでそんな悠長な考えは捨てたのでした。

アデルの判断に、使用人たちは皆嬉しそうな表情を浮かべています。

アデライド30話のネタバレ込みあらすじ

ルイの荷物を移動させるアデル

侯爵邸まで送るから、しばらくエリアス公爵邸で待っていてほしいとフェリックスはアデルに伝えて出て行きました。

あれこれ文句をつけられそうな予感しかしないのでため息しか出ないアデルです。

何はともあれ、せっかく公爵邸に行くことになったのだからアレから片付けちゃおうとアデルは考えました。

公爵邸に到着すると、すぐにノエルが出迎えてくれます。

ご無事で何よりだと伝え、先にリタを帰してしまったことをノエルは詫びました。

アデルは笑顔で構わないと話し、フェリックスが戻る前にやっておきたいことがあるのだが、今始めてもいいだろうかと尋ねます。

こちらのご夫人となられる方なのだからもちろんだとノエルは快く承諾しました。

アデルは嬉しそうに満面の笑みでお礼を伝えます。

その笑顔に、ノエルは胸を打たれました。

ついさっきまで誘拐されていたとは思えないほど明るい方だと驚いたのです。

アデルはすぐさま行動に移しました。

侍女長のロッテを呼び、この部屋にあるルイのものをすべて離れに移すよう頼みます。

運ぶだけでいいからそのまま離れに積んでおいてくれと伝えました。

ロッテは承諾し、うやうやしくアデルにお辞儀をします。

本当は立川瑠璃が戻ってきてから離れに移してもらおうとアデルは考えていました。

しかし今日みたいな目に遭わされておきながらこのままにしておけるかと思ったのです。

その後すべての荷物を運び終わったと報告が入り、アデルはお礼を伝えました。

これからはルイが滞在する離れに、公爵邸所属の使用人や料理長を住まわせないようにしてくれと頼みます。

今日付けでルイをお客様扱いするのもやめてくれとアデルは話しました。

彼女はもう公爵邸の客人ではなく、しばらく離れに滞在する異邦人なのだと伝えます。

その言葉に侍女たちは顔を輝かせて喜び、ロッテも嬉しそうでした。

よし！とアデルは満足して胸を張ります。

これで西館で自分の家族とルイが鉢合わせになることはないからです。

事件後の男たちは…？

その後公爵邸にフェリックスが帰ってきて、アデルと二人でお茶を挟んで向かい合いました。

あの男たちはどうなったのかとアデルは尋ねます。

地面に横たわっていた誘拐犯はすぐさま取り押さえて、もうひとりも倉庫で見つけたとフェリックスは険しい表情で伝えました。

誰の仕業か分からないが気絶して縛られた状態だったと棘のある口調でアデルに告げます。

あらいったい誰がそんなことを…とアデルは上品な笑顔を浮かべました。

さて誰だろうかとフェリックスはため息をつきます。

縛られた男は頭から血まで流していたのです。

そんなことより、誘拐されると知りながらついていくなんてどれほど驚いたことか…とフェリックスは呟いてアデルを睨みました。

アデルはウッと口ごもります。

ルイが大司教と何を企んでいるのか少しでも手がかりを掴みたかったのだとアデルは説明し、だからあんまり怒らないでくれと訴えました。

フェリックスは怒っていたものの、アデルの思いを知り言葉に詰まります。

あの者たちが白状しなければ証拠はどこにもないのにと、険しい顔でため息をつきました。

まさか現行犯なのに黙秘を貫いているのかとアデルは驚きます。

自白したとフェリックスは答えました。

明日投獄されて、死ぬまで監獄暮らしだそうです。

さらにルイと大司教の取引内容についてもさっき連絡があったとフェリックスは伝えました。

その内容を聞いたアデルは…！？

続きはピッコマで！